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最終更新日:2026年10月16日

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外国文学

フランス文学のエチュード
 この授業は、文学部フランス語フランス文学研究室の教員がそれぞれ専門とする時代・作家・作品を取り上げて講義し、フランス文学の諸相を紹介し、前期教養課程の学生に人文学研究の手法と意義を分かりやすく提示することを目的としています。
 フランス文学は時代順にいって人文主義、古典主義、啓蒙主義、ロマン主義、自然主義、シュルレアリスム、実存主義という文芸思潮をたどり、しかもそのすべてにおいて時代の尖端をゆく作品を産み出してきました。一国文学でありながらヨーロッパ世界の精神史の流れを先取り、ないしリードしたといってよく、これをたどることによって、副産物として、世界文学への展望を容易に把握することもできます。現況はより複雑な様相を呈していて、哲学、社会学、人類学などの他の領域とこれまで以上に深く関わる形で文学が営まれていますが、まず基本を学ぶことで現在の状況への認識をさらに深めることが期待できます。
 授業では、それぞれの文芸思潮のなかから、いくつかの代表的な作品を選び、翻訳の抜粋を読解することによって、その作品の魅力を説き明かす形で進められます。時代順にはこだわらず、担当教師がもっともおもしろいと思う作品を取りあげることにします。授業を手がかりに、気になる本があったらぜひその翻訳全体を読み通すことを希望します。文学の魅力と可能性を再発見する機会となることを目指します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31528
CAS-GC1A17L1
外国文学
鈴木 和彦
S1 S2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
4/8   第1回 全教員 全体ガイダンス(担当教員全員によるプレゼンテーション、オンライン) 4/15  第2回 塩塚  ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』──新時代の言葉 4/22 第3回 塩塚  プルースト『失われた時を求めて』――通奏低音としての〈すすり泣き〉 4/29 第4回 塩塚  レリス『ゲームの規則』──自伝と民族学 5/13 第5回 王寺  ベールの寛容論——「母の夫ならぬ父」と「夫を取り違える妻」をめぐって、あるいは子は父をどうやって知りうるか? 5/20 第6回 王寺  モンテスキューの自然状態論——人間の「弱さ」について、あるいは自然状態は戦争状態なのか? 5/27 第7回 王寺  ディドロの(反)ユートピア論——「自由」と「平等」について、あるいはパラグアイの野生人たちはイエズス会神父たちのもとで幸福だったか? 6/10 第8回 鈴木  モンテーニュ『エセー』──友情っていいなぁ 6/17 第9回 鈴木  ランボー「夜明け」ほか──夢の手ざわり 6/24 第10回 鈴木 シュペルヴィエル「沖の少女」ほか──詩と手紙 7/1 第11回 深田 ラディゲ『肉体の悪魔』──文学と映画の蜜月? 7/8 第12回 深田  ユルスナール『追悼のしおり』──「わたし」という迷宮 7/15 第13回 深田  シモン『アカシア』──泥のインク
授業の方法
本講義は、文学部フランス語フランス文学研究室の教員がオムニバス形式で行います。 初回のみ、オンライン形式で、ガイダンスを兼ねて、塩塚秀一郎、王寺賢太、鈴木和彦、深田孝太朗の四人の教員が出席して、フランス文学・思想の魅力について話をします。詳細情報はITS-LMSを参照してください。 第二回目からは各回、担当教員が自分の関心のある主題について話をします。
成績評価方法
学期末に提出してもらう4000字程度のレポートに基づいて採点します(詳細は授業期間中に指示します)。
履修上の注意
講義は日本語で行います。毎回、担当教員が資料を準備します。