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最終更新日:2026年10月16日

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人文科学ゼミナール(哲学・科学史)

解釈学的方法の理論と実践、およびワークショップ
文学部倫理学専修過程にゆかりの深い学問の方法としての「解釈学的方法」(和辻哲郎)についてその理論を説明し、実践例を紹介するとともに、ワークショップ形式で体験してもらいます。理論編では、イントロダクションの後、和辻哲郎、ガダマー、リクールらの所説を参照しつつ、古典テキストであれ、文芸・アート作品であれ、目の前の他人であれ、解釈する(理解する)際に前提とされる基本姿勢を説明いたします(4回)。実践編では、教員自身による解釈の実例をいくつか提示いたします(4回)。それを踏まえて最後の五回では、参加者による解釈実践の発表をしてもらいます。履修者数にもよりますが、参加者全員に発表してもらい、質疑応答を行うことを想定しています。対象は、古今東西の哲学書にかぎらず、文芸、神話、芸術作品、アート作品、実在の人物の発言や振る舞い、等々、何でもかまいません。初回のイントロダクションでそれぞれの参加者の担当回を決めます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31523
CAS-IC2210S1
人文科学ゼミナール(哲学・科学史)
中野 裕考
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第一回 イントロダクション 人文学のメカニズムとしての解釈 第二回 和辻解釈学 第三回 ガダマー解釈学 第四回 リクール解釈学 第五回 実例1 プラトンの魂の不死説 第六回 実例2 アリストテレスの奴隷制擁護論 第七回 実例3 平家物語の俊寛物語 第八回 実例4 レオポルド・セアの哲学の普遍性 第九回 実践1 第十回 実践2 第十一回 実践3 第十二回 実践4 第十三回 実践5
授業の方法
第一回~第八回は講義形式で行います。質疑応答の時間をとりますので、活発に議論に参加してもらうことは前提です。講義を聞いている八週間の間に、第九回~第十三回のいずれかの回で一度行ってもらう発表の準備をしてもらいます。履修者が確定した時点で各人がどの回に発表するかを決めます。参加人数に応じて、一回あたり何人発表することになるかも調整いたします。参加者が多い場合は第八回を発表の回にしたり、参加者が少ない場合は第九回も講義の回にしたりして調整いたします。
成績評価方法
授業中の発表を発展させるか、まったく新しい内容で解釈に取り組んでもらい、約4000字のレポートを提出してもらいます。成績は、出席30%、発表30%、レポート40%の比率で評価いたします。
履修上の注意
特に教科書は設けませんが、和辻哲郎『人間の学としての倫理学』、ガダマー『真理と方法』、リクール『時間と物語』を理論編の下敷きとして捉えていますので、興味がある人は手に取っていただきたいと思います。ただしそれよりも、自分自身の発表を行う際に分析対象とする素材を深く理解することを優先していただきたい。
その他
受講者数は20人を想定していますが、それを超えても特に選考を行うことは考えておりません。