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最終更新日:2024年4月22日

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全学自由研究ゼミナール (トランスジェンダー・スタディーズ)

トランスジェンダー・スタディーズ
トランスジェンダー・スタディーズは、フェミニズム/クィア理論、思想哲学、社会学、文学、医学など、学際的な知を取り入れながら、さらにトランス・アクティヴィズムの歴史を背景に発展してきた分野である。この科目では、トランスジェンダー理論やトランスジェンダーの歴史に関する文献講読をメインに授業を進める。担当教員が重要な概念や議論を紹介したうえで、少人数でのディスカッションを行う。近年、トランスジェンダーに対する社会的関心がトランスナショナルに高まりを見せ、その性/生を一元的に捉えたり病理化したりする文化的背景のもとで嫌悪や差別が深刻化しているが、トランスジェンダーの人々が直面する様々な制度的・社会的・文化的な障壁への考察を促しつつ、人間の性を男女のカテゴリーに二元化するイデオロギーや制度に対する批判的思考力を身につけることを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31503
CAS-TC1200S1
全学自由研究ゼミナール (トランスジェンダー・スタディーズ)
清水 晶子
S1 S2
金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
初回はイントロダクションと用語解説を行う。 第二回は背景の解説講義。 第三回以降は、文献講読とする。 講読文献リストは初回に提示する。 授業の前後に15分ほどの質疑を設ける。また、指定されたSlackのワークスペースで授業時間以外の学生同士の議論や質問なども推奨する。
授業の方法
文献講読。 文献を読んできた上で、クラスでディスカッションを行う。必要に応じて適宜教員側から解説を加える。 なお、この授業は博士後期課程院生 山田秀頌氏がティーチング・フェローとして教授に参加するとともにディスカッションなどのファシリテーションを務める。
成績評価方法
授業への参加貢献度:50% 学期末レポート:50%
履修上の注意
意図的な差別発言を繰り返す受講者がいた場合、授業への出席を拒否する、あるいは出席したと認めない可能性があるので、注意すること。ただし、論理的な疑問や批判などは積極的に歓迎する。