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最終更新日:2024年10月18日
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文理融合ゼミナール(身体と芸術)
「生成AI」以降、人間の創造性を問う
2023年3月 OpenAIが公開した「GPT4」以降、「生成AIは文書も(静止)画像も<クリエート>する」と喧伝され、実際に人間のクリエータが解雇される傾向も一部で見られた。典型的なのは「マンガの背景描き」「アニメの背景描き」など、なにかそれらしいものが埋まっていればよい部分で「人件費の削減」が進んでいる。担当者は古典的な音楽家で20世紀の間は地上波テレビ番組(「題名のない音楽会」)の責任者など、伝統的に手や頭、耳と感覚を使う楽隊業として生計を立てていた者で、東京芸術大学美術学部・音楽学部双方を筆頭に、古くからの芸術に根を持つ作り手の側に立って、こうしたシステムが出て以降、もっぱら人間のクリエータにしか求められない「ものづくり」を大切に考えている。2024年5月には東京都美術館で「生成AI以降 人間の創造性を問う」展示を並行して準備しており、これとの連携も念頭に、実技の観点から問題を扱い、駒場生なりの手ごたえをもって帰ってもらいたいと思う。
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