学部前期課程
HOME 学部前期課程 比較文化論
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月21日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

比較文化論

世界のかたちと時の認識・感覚の比較研究
異なる存在の出会いは、喜びも苦しみももたらすものです。それは個人レベルでも国家レベルでも、様々な位相で日々繰り返されます。「比較文化」の根本は、この営みに向き合う意思と知恵にあると思います。本講義では、担当者の専門である宗教学を足場に、そして「世界観」「神話」「時」「この世(あの世)」などを切り口に、人間はこの世界をどう捉えてきたのかを「比較」の視点で学び、同時に、その多様な「捉え方」を、学問はどう捉え分析してきたのかを考えます。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31476
CAS-GC1A41L1
比較文化論
冨澤 かな
S1 S2
金曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
各回の内容: 以下を予定している(変更・調整の可能性あり) 1. イントロダクション:比較と学問――宗教学の成り立ちから考える比較文化の可能性と難しさ 2. 世界のかたちをどうとらえるか: 創造神話の比較 3. 世界のかたちをどうとらえるか: 世界図の比較 4. 世界のかたちをどうとらえるか: 共通モチーフを考える 5. どんな神話を語るか・神話をどう語るか①: 神話学と進化の図式 6. どんな神話を語るか・神話をどう語るか②: 神話学と普遍の論理 7. 時をどうきざむか①: インド神話 8. 時をどうきざむか②: ユダヤ教 1 9. 時をどうきざむか③: ユダヤ教 2 10. 時をどうきざむか④: 日本の民間信仰 11. この世はどこへ向かうのか①: 終末論の系譜 12. この世はどこに向かうのか②: 神義論の不思議 13. まとめ
授業の方法
・講義形式を基本とするが、意見を求めることや、軽いグループワークを行うこともある。 ・基本的に対面で行う。「対面・オンライン併用型A」としているのは、感染症や出張等の事情のある場合に、例外的にオンラインを用いる場合があるためである。
成績評価方法
平常点(授業参与度、レスポンス等)50%、期末課題(テストを予定)50%
履修上の注意
・各回、フォームを使ってレスポンスを集め、その内容を個人情報を抜いて共有する。 ・予習に相当するような簡単なレポートを課すことがある。