美術論

初回のガイダンスにて授業全体の概要を説明し、その後、日本美術史（高岸輝・増記隆介）、西洋美術史（芳賀京子・秋山聰）、東洋美術史（塚本麿充・板倉聖哲）の各分野について、４回ずつの講義を行う。 ４月　９日　　第１回　　美術史への招待　ガイダンス（オンライン・増記他） ４月１６日　　第２回　　西洋（芳賀）「ギリシア美術の楽しみ方」 ４月２３日　　第３回　　西洋（芳賀）「ローマ美術の面白さ」 ５月　７日　　第４回　　西洋（秋山）「キリスト教図像学１」 ５月１４日　　第５回　　西洋（秋山）「キリスト教図像学２」 ５月２１日　　第６回　　日本（増記）「法隆寺金堂と高松塚古墳の壁画」 ５月２８日　　第７回　　日本（高岸）「複製・復元・修復から考える日本美術史」 ６月　４日　　第８回　　日本（高岸）「駒場博物館「Reproductions」展の見学とワークショップ」 ６月１１日　　第９回　　日本（増記）「平安時代の仏画」 ６月１８日　　第１０回　中国（板倉）「谷文晁が見た東アジア」 ６月２５日　　第１１回　中国（塚本）「気の芸術と水墨画の誕生」 ７月　２日　　第１２回　中国（塚本）「北宋初期山水画と郭熙『早春図』（1072）」 ７月　９日　　第１３回　中国（板倉）「宋元絵画と東山御物」

美術作品に関する豊富なスライドを映写しつつ、美術史的な作品の見方・考え方を基礎から教授する。

毎回の授業で行う小課題、および期末のレポートによる。

授業期間中に開催される展覧会についても随時紹介する。

担当教員は、いずれも美術館・博物館での学芸員、文化庁文化財調査官として、あるいは展覧会企画の監修者としての実務経験を有している。