ガイダンス(4/8 16:50〜18:35 オンライン)
各研究所の幹事(社研・丸川知雄、史料・松方冬子、東文研・藏本龍介)より各研究所の紹介し、授業の進め方についてのガイダンスを行い、それぞれの研究現場での経験について語る。
社会科学研究所(4/15、4/22、5/6 16:50〜18:35@オンライン)
講義担当教員:中林真幸(4/15)、平島健司(4/22)、藤谷武史(5/6) 丸川知雄(幹事)
社会科学研究所が担当する講義では、経済学、政治学、法学の分野における「問い」の立て方とその解明について解説する。今年度は、福祉国家、ドイツ政治、および日本の財政問題について取り上げる。今日的な問題に対して学問がどのような切り口を見せることができるのかを見てほしい。
史料編纂所(5/20, 5/27, 5/30 16:50〜18:35@オンライン)
講義担当教員:菊地大樹(5/20)、山家浩樹(5/27)、稲田奈津子(5/30月曜) 松方冬子(幹事)
現在、歴史学は、おそらくほかの研究分野もそうであるように、さまざまな変化に直面している。3回の講義では、史料編纂所の教員が直面している現状と、そこから見えてくる課題を紹介する。史料編纂所では、調査による史料情報を多くの研究者が使える形にすること(=「研究資源化」)に取り組むと同時に国際的な共同研究も行っている。そうした活動を通して見られる、日本の地域社会の変化、世界的に進む史料のオンライン公開、現代日本社会の「常識」の克服といった問題を取り上げる。学生諸君とともに考えていくような授業を目指したい。
東洋文化研究所(6/3, 6/10, 6/17, 6/24 16:50〜18:35@オンライン)
講義担当教員:佐藤仁(6/3)、菅豊(6/10)、Christopher Byron-Gerteis(6/17)、馬場紀寿(6/24) 藏本龍介(幹事)
東洋文化研究所では、アジアに関する文献資料、造形資料、調査資料などさまざまな形態の資料の中から、当該年度の担当教員が普段の調査で扱っている資料を取り上げ、資料の特性、収集・整理方法、内容の把握、読み解き方、研究への活用方法を説明した上で、そこから得ることができた知見について議論し合う。こうした調査活動を通じてアジアを身近に感じ、最先端のアジア研究における多様な調査方法を学ぶことを目的とする。
総括討論(7/1, 7/8 16:50〜18:35対面授業)
各教員の講義を通じて学んだことを議論する。そのうえで各受講生が発表を行い、それをめぐって議論する。