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Race and Gender
脱帝国主義/植民地主義のために
東アジアにおけるレイシズムと〈ヘテロ〉セクシズムの交差
【授業の概要】
「思想が強い」「多様性を認めない立場も多様性として承認されるべき」「災害時に生理用品を提供しろと主張するのはわがままだ」といった主張がSNSで見られますが、こうした見解はしばしば差別解消を求めるマイノリティの声を抑圧する構造の中で(発話者の意図とは関係なく)政治性を帯びます。そもそも特定の主張に対して「思想が強い」とか「わがまま」などといって黙殺を呼びかけるとき、発話者はみずからの政治的立場をどのように認識しているのでしょうか。
この授業では、差別とは何か、マジョリティ/マイノリティとはどのような概念であるかを説明したうえで、レイシズム(「人種差別」と訳されることもありますが「人種主義」とします)と〈ヘテロ〉セクシズム(「異性愛主義」としましょう)について講義をします。これらの基本的な知識を踏まえたうえで、日本を事例とし、近代化の過程で「人種」や「民族」といった言説がどのように活用されてきたか、それが〈ヘテロ〉セクシズムと結びついて大日本帝国の建設や植民地主義といったプロジェクトにいかなる貢献をもたらしたか、さらにはこれらの歴史が現代の東アジアにどのような影響を及ぼしているかを批判的に考察します。
講義では東アジアの近現代史を扱いますが、日本史や世界史の専門的な知識がなくても理解できるよう授業を設計します。不安や疑問があれば初回の講義で確認してください。
【授業の目標】
レイシズムや〈ヘテロ〉セクシズムとそれに関連する重要な概念について基礎的な知識を習得すること、東アジアの帝国主義/植民地主義の歴史を学ぶこと、そのうえで脱帝国主義/植民地主義のプロジェクトへの参与を促します。
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