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最終更新日:2026年10月16日
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全学自由研究ゼミナール (平和のために東大生ができること)
平和のために東大生ができること
冷戦の終結から30年以上が経過し、大規模な戦争や核兵器の使用は過去のものになったかのように語られてきた。しかし近年、大国によって、武力を使った威嚇や侵攻が現実の政策手段として用いられ、核兵器の使用可能性についても懸案される状況が生まれている。
このような時代において、戦争体験や被爆の記憶はどのように受け継がれるべきなのか。特定の国民・民族・個人の歴史証言を記録し、それを共有することにはどのような意味があるのか。そして、それらは現代の紛争や平和構築の議論にどう関わり得るのか。
今学期は、これらの歴史的経験や記憶が、現在の安全保障に関わる制度や実務、とくに研究や技術の移転を管理する仕組みにどのようにつながるのかを、具体的な事例を通して考える。たとえば次のようなテーマを取り上げる。
・戦争や大量破壊兵器の使用、それらに関わる記憶はどのように現代の国際社会のルール・制度にどう影響してきたか。
・国や国際機関は技術の移転や流通をどのようなロジックで管理しているのか。
・開発した技術や学術研究成果が想定外の形で利用される可能性に、私たちはどのような責任を負うのか。
・安全保障を理由とする制限は、学問の自由や国際協力とどのような緊張関係を持つのか。
※ この授業では、特定の政治的立場を支持することを目的とせず、現実の事例や学術研究をもとに社会科学的に分析・議論する。
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