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最終更新日:2024年3月15日
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初年次ゼミナール理科
化学システム工学を理解して、地球温暖化に挑む
「持続可能な社会」を実現するためには地球温暖化問題を克服しなければならない。
既に地球温暖化による影響は各所に見られるようになってきたが、依然としてCO2をはじめとする温室効果ガスの排出量は増え続けているのが現状であり、危機的状況にあるといっても過言ではない。この問題に取り組むにあたって、特にサイエンス&テクノロジーの役割は大きい。中でも“化学システム工学”は重要なキーであり、本授業では地球温暖化問題解決に向けた化学システム工学の果たしうる役割を学んでもらう。
化学システム工学とは、「プロセスを合理的に設計する」ための学問である化学工学を基盤に、地球、社会、環境、安全など幅広い視野からシステマチックに大きな対象をとらえる学問である。本授業では現実を踏まえた幅広い視野から地球温暖化問題をシステマチックに深く探求する。このアプローチこそが、現実の問題解決への具体的なビジョンを示す可能性をもっている。
1年生の少人数クラスでの議論を通して、正解が明らかでない問題について考える力を養うことを目的とする。この授業を通じて、地球温暖化は食い止めることが可能である、という具体的なアイデアを提案してもらいたい。意欲のある学生を歓迎する。
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