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最終更新日:2025年4月21日
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学術フロンティア講義 (「使う、わかる、好きになる」 設計工学×認知心理学)
「使う、わかる、好きになる」 設計工学×認知心理学
世の中には多くの製品やサービスがあふれていますが,機能は良いのに使いにくいもの,無くても困らないのについ使ってしまうものなど,その評価は様々です.皆さんは,誰もがこれらの製品の使い手=ユーザであり,また将来は他のユーザに製品を届ける作り手=設計者にもなるかもしれません.
ものづくりの手法について学ぶ「設計工学」という分野では,製品の設計(デザイン)と評価の関係について知ることができます.この分野では,力学などの知見に基づく物理・化学的な評価を行う手法が伝統的に研究されていますが,ヒトの感じ方や考え方についての知見を活かしてユーザの評価の仕組みを理解しようとする研究は発展途上です.
この授業では,ヒトを研究対象とする基礎分野「認知心理学」と,ものづくりの手法を研究対象とする応用分野「設計工学」の融合によって,製品の設計とユーザ評価の関係を明らかにするための方法論を探っていきます.
授業を通じて,
①「設計工学」の知識・技術を概観し,
②「認知心理学」の研究手法の例を,実際に製品を使用する演習を通じて学びます.
授業の後半では演習で受講者から集めたデータをもとに,ユーザが製品を評価するときの思考プロセスについて考察します.
発展途上の分野をトピックとしているため,教科書やインターネットに正解が載っているわけではありません.
受講者の皆さんの気づきや考えをもとに議論ができることを期待していますので,事前の知識や興味によらず関心のある学生の方に受講していただければと思います.
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※このゼミは4月6日(木)6限(18:45~)Zoomで行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。
ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知いたします。
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本講義は4月上旬に開催予定の学術フロンティアの合同説明会に参加します
30分程度のオリエンテーション動画のURLをその際に共有予定です、ITC-LMSにも掲載します
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