学部前期課程
HOME 学部前期課程 文理融合ゼミナール(メディアと芸術)
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

文理融合ゼミナール(メディアと芸術)

見ることの再構築:映像の種を探る
出来事の記録や物語を伝える手段として広く用いられてきた映像を、それを構成する(目をはじめとする)諸々のメディアが持つ独自の特性や根本的な仕組みに立ち戻ることで、その存在基盤から見つめ直す授業です。カメラオブスキュラを通じて光がイメージを生み出す原理を体感したり、カメラやプロジェクターを使わずに映像を体験するさまざまな実験を通じて、私たちが生きる世界に潜む映像の原型を探ります。さらに、私たちのイメージへの欲求が映像をどのように発展させてきたのかを、日常の感覚を見直しながら考察します。これらの体験を通じて、映像が時空間や認識を揺さぶる装置としてどのように見るという行為に働きかけるのかを実験しながら、新しい視覚や感覚の発見につなげます。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31442
CAS-IC2430S1
文理融合ゼミナール(メディアと芸術)
越田 乃梨子
S1 S2
金曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回:イントロダクション ― 映像の多様な捉え方 第2回:視覚のからくり ― どのように映像を見ているか 第3回:カメラオブスキュラ ― 映像の原点に立ち返る 第4回:ピンホールカメラの実験 ― イメージを手に取る 第5回:カメラの眼と人間の眼 ― 世界をフレーム化する 第6回:映像エフェクトから現実の知覚を探る 第7回:映像の拡張 ― 日常の中からイメージの原型を見つける 第8回:身体と映像 ― 映像と身体の関係を探る 第9回:映像的感覚とは何か? 第10回:視点の操作 ― 世界をどう見るか? 第11回:プロジェクト制作① ― これまでの体験をもとに個人またはグループでの制作 第12回:プロジェクト制作② ― これまでの体験をもとに個人またはグループでの制作 第13回:成果発表
授業の方法
教室内において、映像を用いながら対面式で行います。
成績評価方法
授業への積極的な参加と課題等の提出物などをふまえた自己採点。
履修上の注意
この授業は、映像を体験を通じて探究する実践的な授業です。イメージがどのように生まれ、どのように作用するのかを自らの感覚を通して考えます。 ・映像制作の経験は問いません。 ・授業は実践を中心に進めます。ワークや演習に積極的に取り組む姿勢が求められます。
実務経験と授業科目の関連性
講師は映像作家として活動。