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最終更新日:2025年4月21日
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歴史社会論
近世帝国としてのサファヴィー朝イラン 海・陸・境域
サファヴィー朝イラン(1501年―1736年)の画期であるアッバース一世(在位1587-1629年)の治世に焦点をあてながら、特に近世におけるユーラシア秩序再編について考察することで、ユーラシア史を構造的に理解することが出来るようになる。
遊牧帝国かつシーア派教団国家としてのサファヴィー朝の出発点を確認した後、アッバース1世によるイスファハーンを結節点とした国土改造と軍事行政制度等の統治体制の変革を検討する。その上で、改革の担い手となったコーカサス出身「王の奴隷」集団について、政治的・文化的・宗教的「境界」を超えた集団の観点から捉え直す。ペルシア語およびジョージア(グルジア)語史料等についても適宜紹介する。
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