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最終更新日:2024年4月22日

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近現代史

インドの近現代を語る―歴史家たちの悩み―
この授業では、植民地期から独立直後までのインドの歴史を概観しながら、インド近現代を語る際の歴史家たちの悩みや模索、彼らの間の歴史認識・叙述をめぐる論争などを紹介する。例えば、インド社会における宗教やカーストの捉えづらさ・語りづらさ、史料収集の難しさ、史料分析をめぐる試行錯誤、植民地支配の描き方をめぐる研究者間の論争などを具体的に説明する。Sセメスターを通じて、インド社会やインド近現代史に関する知識を身につけるとともに、歴史学とは何か、歴史を叙述するとはどのような行為であるのかを考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31252
CAS-GC1B52L1
近現代史
井坂 理穂
S1 S2
金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回 ガイダンス 第2回 植民地支配のはじまり 第3回 植民地支配の浸透 第4回 植民地期インド社会の諸相 第5-6回 宗教・カーストをいかに語るか 第7回 「インド」と地域 第8回 ナショナリズムを考える 第9回 ジェンダー史研究を振り返る 第10-11回 印パ分離独立を考える  第12回 植民地支配の「遺産」を考える 第13回 まとめ (授業の進行状況により、順序が変わる可能性もあります。)
授業の方法
講義形式。随時、課題を出す。
成績評価方法
学期末試験による。ただし課題も若干の割合で評価対象に含める。
履修上の注意
授業中にもできる限り説明するつもりですが、授業のなかにでてきた世界史に関するできごとや用語が十分に理解できなかった場合には、教員に尋ねたり、概説書を読むなどして情報を補足してください。