A. 概要
授業はすべて日本語で行う.予習は必須ではない.授業では教科書の内容を解説する.毎回課題が課されるので,それにもとづき授業内容の復習を行ってもらう.課題の一つは暗記である.簡単な内容を覚え,次の授業時に小テストを行って覚えられたかどうかを確認する.簡単な内容とは,教科書に挙げられている名詞・動詞などの変化表のことである.暗記に要する時間は1時間以内と想定している.また,毎回練習問題が課されるので,それを解いてきてもらう.練習問題の大半は,単語の形態を調べ,和訳するというものである.練習問題に要する時間は3時間以内と想定している.したがって毎回の自宅学習の時間は4時間程度を想定している.
B. 対面/オンライン授業の切り替えと概要
1, 標準的な授業と同様,第2回まではオンライン授業,第3回以降は対面授業の予定である(やむを得ず第3回以降の一部またはすべてがオンライン授業となった場合についてはEを参照).
2, 90分授業とし,105分授業との差分の15分は(教室あるいは各自での)小テストの実施に充てる.
3, 最終回は学期末試験(やむを得ずオンライン授業となった場合についてはEを参照).
C. 授業の流れ
a. 教材のダウンロード(授業前)
b. 小テスト(第2–12回)
c. 練習問題
d. 教材を使って文法事項を教員が説明・質疑応答
教材は,極力授業日前日の朝までにITC-LMSに用意するので,オンライン授業時(第2回)は授業前にダウンロードしておく.対面授業時(第3回以降)はプリントを配布する(ITC-LMSにもアップロードする予定).
小テストは90分授業の開始時刻までに各自実施する(移動等がある場合は当日中).対面授業時はプリントを配布する(ITC-LMSにもアップロードする).
練習問題は受講者が順番に発表していく.オンライン授業時(第2回)は音声のみでよい.まずギリシア語の文章を音読してもらい,そのあと和訳してもらう.必要があれば文法事項について説明を加えながら和訳してもよい.それが終わったあと,教材の内容をきちんと理解した上で和訳ができているかどうか,教員から何点か質問するので答えてもらう.
オンライン授業時(第1–2回)に教材の補足説明や練習問題の説明をする際には,教員のコンピュータの画面を映して説明する.
D. 小テスト
小テストは,重要な変化表を覚え,何も見ずにそれを書き出すというものである.
105分授業との差分の15分でこれを実施する.対面授業かつ105分授業の場合は公平性を確保した上で実施することが容易であったが,オンライン授業または90分授業の場合はそれが難しい.そこで次のように実施する.
対面授業時(第3回以降)は次のように実施する.105分授業の開始時(16:50)には教員が教室で小テストのプリントを配れる状態にしておくので,各自でそれを取り,可能な学生は90分授業の開始時(17:05)までに実施して提出する.移動等の理由で90分授業の開始時(17:05)までに実施できない学生は,適当な時(当該授業前でも後でもよい)に実施し,その回の授業時か,その次の回の授業時までに提出する.小テストのプリントはITC-LMSにもアップロードしておくので,各自で印刷したものでもよい.
オンライン授業時(第2回)は上記の内容を各自で実施してもらう.なお,オンライン授業時には,各自が自宅で小テストに取り組むための動機づけが弱くなる可能性があり,それを防ぐために,授業開始時に任意に何人かに当てて指定された変化表(の一部)を暗唱してもらうことがある.
オンライン授業時(第2回)は小テストの実施において公平性を確保することが難しく,また対面授業時(第3回以降・90分授業)も完全に公平に実施することは難しいため,それを考慮した上で採点する.
↓↓↓↓↓ 以下はやむを得ず第3回以降の一部または全部がオンライン授業となった場合のみ ↓↓↓↓↓
E. 第3回以降の一部または全部がやむを得ずオンライン授業となった場合
第3回以降は原則として対面授業で行うが,新型コロナウィルスの感染状況が悪化し,やむを得ずオンライン授業となった場合は次のようにする.
1, 学期末試験を行わず,提出課題を課す(第13回がやむを得ずオンライン授業となった場合).
2, 第13回も小テストを行う(第13回がやむを得ずオンライン授業となった場合).
3, 授業の方法や小テストの実施方法は第1–2回と同様.
最終回がやむを得ずオンライン授業となった場合,学期末試験を行わず,学期中何回かにわたって提出課題を課す.その場合,書いたノートをスキャンまたは撮影(文字を入力した電子ファイルでもよい)してITC-LMSにアップロードする作業が必要である.
↑↑↑↑↑ 以上はやむを得ず第3回以降の一部または全部がオンライン授業となった場合のみ ↑↑↑↑↑