学部前期課程
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最終更新日:2024年4月1日

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記号論

記号学から文化記号論、メディア学へ
二〇世紀後半において、文化現象や社会現象の捉え方、分析方法に刷新をもたらした記号論の基礎を、その始祖とされるソシュールとパースにおける記号の定義からはじめて、文化記号論のその後の代表的な展開へと進むかたちで概観する。それに加えて、後半では、さまざまなコミュニケーション・テクノロジーの発展が果たした役割を重視するメディア学との接続をはかる。とくに、メディア技術やメディア環境の変容と社会や政治との連動に注目することで、現代の社会状況の考察へとつなげたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31230
CAS-GC1A14L1
記号論
山田 広昭
S1 S2
金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1.記号学の二人の始祖と記号の定義(差異の体系と無限のセミオーシス) 2.サピア・ウォーフの仮説と言語相対論・言語決定論 3.意味作用の記号学(ロラン・バルト、ジャン・ボードリヤールほか) 4.伝達の記号学(様々なコミュニケーション・モデルとその批判) 5.メディア論の方へ(マクルーハン、ワルター・J・オングほか)
授業の方法
講義を基本とし、リアクションペーパーにもとづくディスカッションを補助的に行う。
成績評価方法
リアクションペーパー(出席チェックを兼ねる)30パーセント 定期試験 70パーセント
履修上の注意
参考文献については授業中に指示する 各回の授業内容のアウトラインを記したハンドアウトは配布するが、あまり詳細なものではないので、各自でノートを取ることは必須だと考えてほしい