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最終更新日:2025年4月21日

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現代物理学

「現代物理学」という科目名であるが、物理の中でも数理物理のさらに一部についてのものになる。また、参加者が生まれてから以降に理解されたという意味での現代的なことも含む内容を心がけるが、主にはそれに至るために必要な、前世紀から知られている事に関する講義が主になる。その意味で「現代数理物理の一部をのぞきみるためのはじめの数歩」とでも名付けるのがより良いような内容になる予定である。
数理物理の最近の話題、また、最近の話題を理解するために必要な種々の話題に触れる。講義の内容をきちんと理解するというよりは、自分の理解していないことがたくさんあるのだということを再確認して、それ自体を楽しんでもらえたら本望である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31138
CAS-GC1E16L1
現代物理学
立川 裕二
S1 S2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
- 学ぶって何だろう? - 720度回ってはじめて戻るもの - 実数、複素数、四元数、八元数 - スピノル、qubit - Bloch 球と Hopf fibration - 臨界現象とは - 二次元の Ising 模型 - 三次元の Ising 模型 - Kitaev 鎖 と Majorana ゼロモード - Mod 2 および mod 8 周期性 - スピン構造 - ボルディズム群 - トポロジカル相とボルディズム群
授業の方法
おもにチョークによって黒板に書かれたものを参加者が目で見ることによって、また講師が口から発した音声を参加者が耳で聞くことによって行う。 というのがもとの予定だったが、新型コロナウイルス禍によって zoom で行うことになった。
成績評価方法
学期末に提出するレポート課題に対して参加者が電子的に提出したレポートを講師が採点することによって行う。
履修上の注意
複素数体上の有限次元の線形代数の基礎は知っているものと仮定する。
実務経験と授業科目の関連性
講師は実務経験はない。講義内容も実務経験とは関係が無い。