一学期間のスケジュールは以下の通りです。
1)イントロダクション
2)ジェフリー・オヴ・モンマス著『ブリテン列王史』(12世紀のイングランドで書かれたラテン語の疑似歴史書)
3)ウァース著『ブリュ物語』(『ブリテン列王史』のアングロ・ノルマン語訳。書かれたのは12世紀)
4)クレチアン・ド・トロワ著『ペルスヴァルまたは聖杯の物語』(12世紀のフランスで書かれた韻文のロマンス)
5)『ガウェイン卿と緑の騎士』(14世紀のイングランドで書かれた作者不詳の頭韻詩)
6)トマス・マロリー著『アーサー王の死』(バラ戦争期のイングランドで書かれた散文のロマンス)
7)アルフレッド・テニスン著『国王牧歌』より「アーサー王の死」(ヴィクトリア朝期の桂冠詩人が執筆した長編詩)
8)マーク・トウェイン著『アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー』(アメリカ人技師を主人公にした歴史改変小説)
9)夏目漱石著『薤露行』(テニスンの詩に取材した漱石初期の短編)
10)カズオ・イシグロ著『忘れられた巨人』(現代英国を代表する作家によるアーサー王時代のブリテン島を舞台にした長篇小説)
11)まとめ