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最終更新日:2025年4月21日

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植物科学

植物の不思議を考える
植物に関するさまざまな内容を幅広く理解することを目標とします。
基礎科目としての生命科学を履修した基礎の上に,植物特有の現象に焦点を当てながら,植物の形態,生理,生化学などを中心として学習することになります。植物の進化や環境との関係,人間社会との関係などについても扱います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31111
CAS-GC1E32L1
植物科学
佐藤 直樹
S1 S2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
基本的には教科書に従って話を進めます。主な項目は以下の通りです。 1.植物と生命の共通理解 2.植物の体のつくり 3.水と植物の科学 4.植物体を構成する基本分子 5.植物機能を担う分子群 6.光合成と呼吸 7.代謝系の基本 8.細胞増殖と成長・発生 9.調節系のしくみの基本 10.環境応答 11.細胞死と分解 12.葉緑体を詳しく知る 13.植物と人間の関係の新たな可能性に向けて 各回ごとの授業計画は,別にある授業計画の中の詳細を見てください。
授業の方法
教科書に従って内容を解説します。 授業計画はUTASにも詳しく書いてありますが,最終版はITC-LMSで示します。毎回扱う内容は,資料や教科書の章立ての区切りと一致しないこともありますが,予め配布する授業計画に従って学習準備を進めてください。 はじめの二回はオンラインなので,ITC-LMSに掲載する講義資料をダウンロードの上,Zoomで参加してください。 基本的に,授業内容のメインの部分はオンデマンド形式に対応出来るビデオ教材として作ってあります。教室で紙の資料を配付することは極力しませんが,事前にITC-LMSからPDF資料などをダウンロードしてプリントしておいてください。紙が無駄だと思う方は,スマホやノートパソコンで閲覧してノートを書き込むだけでもよいと思います。 対面授業の場合,最初に前回の復習を行ったあと,簡単にその回の導入説明を行い,それから約1時間のビデオ教材を放映します。適宜中断して説明を追加することもあります。同じ図はPDFで事前に配布しておきますので,聞きながらメモをしてください。最後に知識確認のミニテスト(対面の場合は紙媒体)を行い,回収します。これはその章で最低限知っておいてほしい基礎知識を確認するものです。これを平常点とします。オンラインの場合は話をすべてZoomで流し,ミニテストはITC-LMSで提出してもらいます。そのほかにも,適宜,関連文献をITC-LMSから配布します。 このように書くと,たくさんの知識を詰め込むかなり厳しい授業のように聞こえるかもしれませんが,全体的な考え方としては,細かい知識よりも,植物がどのようにして生きているのかを全体として把握することに重点をおくようにします。 高校で生物を履修した学生は少数だと思われるので,特に植物に関する予備知識を必要としない程度のやさしい講義をしますが,生命科学で履修する内容との重複はできるだけ少なくします。 理科I類や文系の学生も理解出来るように進めていきます。 教科書を使いますが,易しい教科書があまり存在しないため,私が自分で書いた教科書を使わせてもらいます。易しいけれども,大づかみに大切なことをまとめてあるつもりです。今市販されている植物学(生物学も)の教科書は細かい知識が多すぎて,事典としては便利かもしれませんが,10年もすると古くなってしまいます。知識だけならウェブでもいくらでも調べられます。むしろ,細かい知識に依存しない大局的な理解を目指します。
成績評価方法
毎週の平常点と,課題レポート,および 期末試験(期末レポート)。 毎回授業の最後に簡単な知識確認のミニテストを行い,平常点とします。 途中で課題レポートの提出も考えています。 期末試験とするか,レポートにするかは,後日決めます。
履修上の注意
基本的には教科書の図を使いますので,必ず教科書を持参してください。 オンライン授業の場合,Zoomで授業に参加してください。 URLはITC-LMSでお知らせします。また,必要な資料もすべてITC-LMSから配布します。授業の前後で確認してください。