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最終更新日:2026年10月16日

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英語中級(クラス指定セメスター型)

アメリカ合衆国の短編小説を読む Reading Contemporary American Short Stories
 1980年代以降にアメリカ合衆国の作家によって書かれた現代の短編小説を複数講読します。レイモンド・カーヴァー(Raymond Carver)、ジュンパ・ラヒリ(Jhumpa Lahiri)、ヴィエト・タン・ウェン(Viet Thanh Nguyen)、エドワード・P・ジョーンズ(Edward P. Jones)の4人の作家の作品を1本ずつ取りあげる予定です(それぞれ「ささやかだけれど、役にたつこと」[“A Small, Good Thing,” 1983]、「地獄/天国」[“Hell-Heaven,” 2004]、「アメリカ人」[“The Americans,” 2010]、「鳩を育てた少女」[“The Girl Who Raised Pigeons,” 1992])。一部の作品は差し替えるかもしれません。舞台となる場所、時代、登場人物、扱われる主題や文章のスタイルなどは作家によって異なります。個別の作品をなるべく楽しんで読みながら、多様で雑多な短編小説の魅力に触れ、アメリカ合衆国の社会や小説の言語への理解を深める機会にしてください。
 多読と部分的なパッセージの精読とを組みあわせて4本の作品を読み進め、ある程度の分量の英語を継続的に読む習慣と能力を身につけること、細部に注意を払って英文を精確に読めるようになること、会話文などから口語的な表現を学ぶこと、小説を分析的に読むおもしろさを実感してもらうことなどが授業の目標です。グループでのディスカッションや発表を中心に進行するため、受講生の主体的な参加を求める授業であることは強調しておきます(説明を聞くだけでいたいという人には向かない授業です)。しっかり予習をして積極的に議論に参加してもらえるならば、今まであまり小説を読んでこなかった人も含めてあらゆる学生の受講を歓迎します。2週目以降は毎回8〜11ページほどのペースで進行するので、毎週の予習にある程度の時間がかかることは覚悟しておいてください。こちらからも補助教材の提供などをとおしてできるかぎりサポートします。教材はPDFファイルと印刷物で提供します。履修が決まった方は初回の授業から必ず出席してください。初回は予習の必要はありません。

※初回から教室での対面授業です。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31041
CAS-GC1L11S2
英語中級(クラス指定セメスター型)
井上 博之
S1 S2
金曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
※下のスケジュールと扱う作品は暫定的なもの。変更の可能性あり。 1. イントロダクション ※初回から教室での対面授業 2. Raymond Carver, “A Small, Good Thing” (1) 3. “A Small, Good Thing” (2) 4. “A Small, Good Thing” (3) + 発表スケジュール決定 5. Jhumpa Lahiri, “Hell-Heaven” (1) + 小テスト1 6. “Hell-Heaven” (2) / この回以降、グループ発表中心で進行 7. “Hell-Heaven” (3) 8. Viet Thanh Nguyen, “The Americans” (1) + 小テスト2 9. “The Americans” (2) 10. “The Americans” (3) 11. Edward P. Jones, “The Girl Who Raised Pigeons” (1) + 小テスト3 12. “The Girl Who Raised Pigeons” (2) 13. “The Girl Who Raised Pigeons” (3) + 学期末課題について
授業の方法
 初回は授業への導入として授業の進め方の説明、作者や作品についての簡単な紹介などをします。受講者数にもよりますが、2回目以降はグループでのディスカッションや教員からの解説などを組みあわせ、1回につき8〜11ページほどの分量を読み進めます。毎回指定した範囲の予習を前提とし、授業では読んできた範囲での物語の展開を確認しつつ、語学的な問題と内容に関する問題を検討します。学期の中盤からは担当グループによる解説と問題提起、ディスカッションを中心とした演習形式に切り替えます。毎回ディスカッションへの参加と発言を求める授業となります。必ず予習をし、意見や疑問点を持って参加してください。  毎回の授業の最後に短いレスポンス・ペイパーを提出してもらい、理解を確認するための小テストを学期中に3回ほど実施します。学期末は試験ではなく英語・日本語で解答する論述問題を中心とした持ち帰りの課題(トピックが設定された短いレポートに近い課題)とする予定です。学期末課題は希望者にはコメントをつけて返却します。
成績評価方法
 予習やディスカッションへの参加度、発表担当を含む平常点(30%)、毎回提出のレスポンス・ペイパー(10%)、学期中の3回の小テスト(30%[それぞれ10%])、学期末課題(30%)を基本として判断し、学期末に調整を加えます。ただし発表担当と学期末課題の提出の両方をこなしていることは単位認定のための必須条件とします。  予習をしていない場合、議論に積極的に参加していない場合は欠席と同じ扱いです。また、特別な事情と教員への連絡がないまま4回以上欠席した場合は不可とします。
履修上の注意
・履修を希望する場合は初回の授業から参加してください。やむをえない事情で初回に参加できない/できなかった場合は可能なかぎり早くメールで教員に連絡してください。 ・ディスカッションや発表を含め、受講生の積極的な参加を求める授業です。ディスカッションの際はお互いの意見を尊重しながら考えたことをしっかり話し、議論しやすい環境を全員で作ってください。毎回グループでの作業があり、ディスカッションや発表担当のグループはくじ引きなどでランダムに分けます。そのことも承知したうえで履修してください。 ・読む作品には暴力的な場面や人によっては過去のつらい経験の記憶を喚起するきっかけになりうる描写などが含まれるものもありえます。授業では居心地の悪い思いをさせることがないように配慮しますが、不安がある場合は履修の抽選登録の前に各自でよく考慮してください。必要に応じて抽選登録前にメールで相談してもらってもかまいません。 ・その他、履修に際して不安なことがあればいつでもメールでご連絡ください。