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最終更新日:2025年4月21日

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化学熱力学

化学熱力学
熱力学では、多数の原子分子の集団から成る物質の状態を圧力、体積、温度などの巨視的な量を用いて指定し、いくつかの基本原理をもとに、巨視的な観点から物質がいかに変化するかを考察していく。これらは、化学平衡や化学反応を理解する上での基礎的な概念を与える。本講義では、化学への応用をめざして熱力学を学ぶ。以下に標準的な講義項目を示すが、教員によって実際の順序や内容は若干異なる。

1.序論 熱平衡状態、温度と熱、状態量(示強性、示量性)、状態方程式(理想気体、ファン・デル・ワールス気体)
2.熱力学第一法則 熱と仕事、内部エネルギー、準静的過程、定積過程と定圧過程、エンタルピー、熱容量(比熱)、ヘスの法則
3.熱力学第二法則 熱機関とカルノーサイクル、第二法則の諸表現(トムソンの原理、クラウジウスの原理)、不可逆過程、クラウジウスの不等式、エントロピー
4.自由エネルギー ヘルムホルツエネルギー、ギブスエネルギー、マックスウェルの関係式、ギブスエネルギーの圧力・温度依存性
5.化学ポテンシャルと化学平衡 相平衡と相律、クラペイロン・クラウジウスの式、化学ポテンシャル、化学平衡、質量作用の法則、ル・シャトリエの原理
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30889
CAS-FC1886L1
化学熱力学
小倉 賢
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
31402
CAS-FC1886L1
化学熱力学
小倉 賢
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
基本的に上記の講義項目に従って進める。必要に応じて、追加/削除することもある。2回程度、演習の時間を設ける。 105分授業の代わりに90分で講義している補填として、授業開始前および授業後合わせて15分程度、前回講義振り返りおよび質疑応答の時間を設ける。
授業の方法
板書中心に講義をおこなう。
成績評価方法
ほぼ学期末試験による。
履修上の注意
自分に合う(合うと感じる)参考書、問題集を探すこと。特に指定はしないが、自分自身で読みやすいものを探し充てるのが良い。第1回講義の時に、例示する。 講義のURLや資料配布、成績評価法は、教養学部の方針に従って随時指示する。
実務経験と授業科目の関連性
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