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最終更新日:2024年4月22日

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歴史社会論

第一次世界大戦と世界
第一次世界大戦(1914-1918)は、世界が巻き込まれた未曽有の規模の総力戦であり、各国・各地域の政治、社会、経済が大きく変容する契機となった。本講義では、各回のテーマに従い、前半で関係する史料の読解を行い、後半で解説を行う。さまざまな立場の国・集団・組織が戦時や戦後をどのように生きたかを、史料読解と解説を通じて考察し、大戦の世界史的インパクトを検討する。また、大戦をめぐるさまざまなテーマを通じて、歴史の見方、研究史の理解、史料の扱いに親しむ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30803
CAS-GC1B51L1
歴史社会論
舘 葉月
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1) イントロダクションー第一次世界大戦とは 2) 第一次世界大戦をめぐる歴史研究 3) 日本にとっての第一次世界大戦 4) 戦時をどう生きたか①―西部戦線の兵士の手紙 5) 戦時をどう生きたか②―占領下北フランスの子どもたち 6) 戦時をどう生きたか③―ジェンダーの視点から 7) 戦時をどう生きたか④ー捕虜収容所という世界 8) 戦時の国際関係①―中立であるということ 9) 戦時の国際関係②―植民地の活用 10) 戦後の世界―パリ講和会議のピースメーカーたち 11) 戦後の世界―連鎖する人道危機 12) 戦後の世界―傷病兵と社会 13) まとめと期末試験
授業の方法
授業で扱う史料は前週までにITC-LMSを通して配布するので、事前に読んで参加すること。前半の史料読解では人数にもよるが受講者と双方向的やり取りをしながら進め、後半は講義形式とする。適宜、リアクションペーパーやアンケート回答を求め、その場合は次回授業冒頭でフィードバックを行う。
成績評価方法
平常点(リアクションペーパー提出など、40%)と授業内での期末試験(60%)によって評価する。
履修上の注意
・必須ではないが、高校世界史B程度の知識を有することが期待される。 ・第一次世界大戦全体を目配りできるように構成するが、教員の専門の関係上、ヨーロッパ、フランス、赤十字運動に関連する説明の比重が高い予定である。