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最終更新日:2024年10月18日
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世界史論
中央ユーラシアの諸帝国──モンゴル帝国と近世帝国
近代以前の世界史の主な舞台となってきたのはユーラシア大陸である。その内陸域すなわち中央ユーラシアに住まう遊牧民とオアシス民こそが、世界の各地域を結びつけるとともに、地域を超えて世界史を動かしてきた。本講義では、東西交渉史の枠組みや、「中国やヨーロッパの周辺の異民族」といった見方からではなく、中央ユーラシアに視座を置いたユーラシア世界史の観点に立って、その最高潮期であるモンゴル帝国とそれに続くティムール帝国〜大清帝国などの諸国家について概観する。それを通して、世界史理解の刷新をはかるとともに、「帝国」「国民国家」という国家形態についても理解を深める。
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