学部前期課程
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最終更新日:2026年4月20日

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歴史Ⅰ

歴史学の思考法(1)
「歴史を学んで何になるんだろう」――年号や人名の暗記に苦しんだ受験勉強の最中に、そんな風に思ったことはないだろうか。しかし歴史学とはもちろん暗記ではない。「史料に基づき過去の人間生活の事象を研究する学問」である。それは専門的な学問領域であると同時に、“歴史学的にみる・考える”という普遍的な思考力を身に付けるためのトレーニングでもある。物事を常に長期的な視野で見る姿勢、経験不可能な物事に対するリアルな推測力、「現在」を相対的に視る力――歴史学によって必然的に養われるこれらの力(=歴史学的思考)は、過去を振り返るときだけでなく、今を生き、未来を踏み誤らないためにも必要不可欠のものだろう。
こうした認識に基づき、前期課程の学生が、歴史学的思考法とは何かを知り、“歴史学的にみる・考える”力を養うことができるよう、教養学部の歴史学教員は、「歴史学I:歴史学の思考法(1)」(今年度Sセメスター開講)と「歴史II:歴史学の思考法(2)」(今年度Aセメスター開講)のふたつの授業をリレー講義形式で行うことにした。いずれも5名ずつの教員からなり、両方受講しても、いずれか一方を受講しても差し支えないよう、内容やバランスを加味して構成してある(ただし評価方法はセメスターごとに異なる可能性もある)。
歴史学の研究とは、どのような発想と手法によって進められ、その結果どのような歴史像が描き出されるのか。歴史学を専門的に学びたい学生ばかりでなく、歴史学的思考法を身につけたいと考えるすべての文科生に受講してほしい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30537
CAS-FC1731L1
歴史Ⅰ
井坂 理穂
S1 S2
火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
概ね以下の計画に沿って講義する予定である。ただし講義題目・順番は変更する可能性もある。 4/7 1回目: ガイダンス (1回目のみオンライン) 4/14 2回目: 渡辺美季1 過去の痕跡をどうとらえるのか 4/21 3回目: 渡辺美季2 (同) 4/28 4回目: 田中創1 時間をどう把握するのか 5/12 5回目: 田中創2 (同) 5/19 6回目:杉山清彦1 人びとの「まとまり」をとらえなおす 5/26 7回目:杉山清彦2 (同) 6/9 8回目: 大塚修1 世界像を再考する 6/16 9回目:大塚修2 (同) 6/23 10回目:井坂理穂1 歴史学・歴史叙述をめぐる問い 6/30 11回目:井坂理穂2 (同) 7/7 12回目: 予備日 7/14 13回目: まとめ
授業の方法
講義形式
成績評価方法
授業内課題(10%)と期末試験(90%)で評価する。どのような場合でも授業内課題の後日提出は受け付けない。
履修上の注意
教科書、レジュメに目を通すなどして理解を深めること。レジュメは各回ごとにUTOLを通じて送信する。