1.貧困と不平等
世界の貧困や不平等の現状を把握するとともに,開発,貧困,不平等,といった基本的な概念について考察します.
2.途上国における家計行動の理論
市場経済が十分に機能しない途上国においては,しばしば非合理的な家計行動が観察されます.そのような行動は理論的にはどのように理解され得るのでしょうか.主にミクロ経済学の枠組みから考えます.
3.実証分析と因果推論
経済学を初めとする社会科学分野において,近年データを用いた実証分析の比重が高まっています.実証分析において何が問題となり,どのような解決策が提示されているのかを解説します.
4.経済成長と開発援助
戦後膨大な開発援助が途上国に投入されてきましたが,依然として貧しいまま国は貧しいままです.開発援助の効果と役割についてマクロな観点から検討します.経済成長論の基本的な枠組みも講義します.
5.開発と環境
途上国の環境問題について扱い,社会科学分野と理系分野の学問の共同のあり方なども考えます.アフリカのザンビアの環境汚染問題の事例を取り上げる予定です.
6.開発経済学と地域研究
地域研究の役割について考察します.旧ソ連諸国の市場経済移行の経験から考えてみたいと思います.