学部前期課程
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最終更新日:2024年4月22日

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進化学

進化生物学
生物はどのように起源し、共通の祖先からいかにして多様化してきたのか。生物は変化し続ける環境にどのように適応し、多様な仕組みや形態を獲得してきたのか。進化学は、野外調査、進化実験、遺伝子情報解析、計算機シミュレーションなどの手法を駆使して、これらの問いに答えることを目指している。本講義では、ダーウィンによる自然選択理論や木村資生による分子進化の中立説といった現代進化学の基本的枠組みを解説した上で、生物のめくるめく進化の不思議を多くの具体例と共に解説し、その背景にある理論と方法論を理解することを目標とする。また、気候変動への生物の応答予測や工学への応用など、近年の進化学の多様な展開についても紹介する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30372
CAS-GC1E33L1
進化学
市橋 伯一
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
(1)4/9(市橋・土松) オンライン・ガイダンス (2)4/16(市橋)進化とは何か 進化の定義 (3)4/23(市橋)選択のしくみ (4)4/30(市橋)変異のしくみ (5)5/14(市橋)生物の多様性を生み出すしくみ(共存理論) (6)5/21(市橋)進化を理解するための手法(系統樹解析、適応度地形) (7)5/28(市橋)進化に残る謎 (8)6/4(土松) 植物の進化 (9)6/11(土松) 中立進化と自然選択 (10)6/18(土松)進化ゲノミクスの基礎 (11)6/25(土松) 非生物的環境への適応 (12)7/2(土松) 生物間相互作用の進化 (13)7/9(土松) 生物の分布、気候変動と種多様性
授業の方法
授業資料は事前にUTOL (UTokyo LMS) 上で共有するので、各自講義までにダウンロードすること。
成績評価方法
期末試験および毎回のgoogle formによる回答により評価する。
履修上の注意
特になし