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最終更新日:2024年4月22日

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西洋古典学

アイスキュロスを読む
ギリシア悲劇の三大作家といえば、アイスキュロス(525-455 BC)、ソポクレス(496-406 BC)、エウリピデス(484-406 BC)である。この授業では、アイスキュロスの作品を翻訳で読みながら、まずはギリシア悲劇について理解を深める。悲劇の題材は、多くの場合は神話である。しかし、アイスキュロスは『ペルシア人』で当時の現代史的できごと(ペルシア戦争)も扱っている。読解を通じて、ギリシア神話の世界に親しみ、前5世紀のギリシアの歴史を学んでゆく。このようにして、ヨーロッパの文化について基礎的な理解を得ることが目標である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30357
CAS-GC1B42L1
西洋古典学
日向 太郎
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回 ギリシア悲劇について、アイスキュロスについて 第2回 プロメテウスの神話 第3回 『縛られたプロメテウス』 第4回 ペルシア戦争 第5回 『ペルシア人』 第6回 トロイア戦争伝説 第7回 『アガメムノン』 第8回 『供養する女たち』 第9回 『慈しみの女神たち』 第10回 テーバイ伝説 第11回 『テーバイ攻めの七将』 第12回 『救いを求める女たち』 第13回 まとめ
授業の方法
翻訳(下記を参照)を利用して、講読する。受講者は、毎回扱う予定の作品を読んでおくこと。担当教員が、当該作品の背景について一通り解説を加える。各回の当番となっている受講者は、全員に対して作品についての問いを立てる。その問いを皆で検討する。
成績評価方法
平常点と学期末レポート。
履修上の注意
ギリシア語やラテン語の知識など、予備知識の有無は問わない。前もって作品をよく読み、また繰り返し読み直すこと。