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最終更新日:2026年4月20日

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日本国憲法

憲法のテクスト・解釈・裁判所
この授業では、日本国憲法における人権保障の動態を「憲法テクストの開放性」と「裁判所による違憲審査制の反民主主義的性格」という2つの視点から分析します。

まず前提として、憲法は抽象的な言葉で書かれており、その意味は「解釈」に開かれています。そして、日本では裁判所による違憲審査権が認められていますが、動態的な憲法の解釈・適用というプロセスを通じて、民主的な正統性を有するはずの「立法・行政=政治部門」の判断が、非民主的な「裁判官=司法部門」によって覆されうることになっています(例えば「選択的夫婦別姓」や「同性婚」をめぐる議論を想起してください)。

このジレンマ/緊張関係を常に意識しつつ、この授業では憲法に関する重要な(裁)判例を素材として読むことを通じて、現代社会の諸課題を目の前に日本国憲法というテクストをどう読み解き、運用すべきかを批判的に考察できる能力を養います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30342
CAS-GC1C12L1
日本国憲法
栗島 智明
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1.リベラルデモクラシーと近代立憲主義/憲法テクストの開放性/司法審査の正統性 2.違憲審査制の類型と司法積極主義・司法消極主義/審査基準論 3.法の下の平等(1) 4.法の下の平等(2) 5.信教の自由・政教分離(1) 6.信教の自由・政教分離(2) 7.表現の自由(1) 8.表現の自由(2) 9.表現の自由(3) 10.職業の自由(1) 11.職業の自由(2) 12.生存権 13.まとめ (※授業計画は、受講生の希望に応じて変更する可能性があります。)
授業の方法
講義形式で行います。毎回、六法と判例集(→下記の「教科書」を参照)を忘れずに持参するようにしてください。
成績評価方法
期末試験を中心としつつ、授業内のリアクションペーパーや講義への貢献度などを総合的に考慮して評価します。授業内容に関連する質問は常に歓迎します。
履修上の注意
憲法解釈は正解が一つとは限りません。自らの思考を論理的に整理して建設的に展開できるようになること、そして、他者の異なる見解に対しても建設的に向き合う姿勢を身に着けることが重要です。常にこのことを念頭に置いて、教科書を最大限活用しつつ予習・復習に臨んでください。