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最終更新日:2026年10月16日
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現代文化人類学
フィールドワーク論
何事かが生起している現場に身を置きつつデータを収集し、そこから新たな知見を得て思考を鍛えていくことの重要性は、今や人文学・社会科学・自然科学の多くの分野で指摘されている。文化人類学は、まさにそうした学的営みとしてのフィールドワークを方法論の支柱に掲げてきた学問分野である。
しかしながら、他の学問分野でフィールドワークの重要性が強調されるようになったのとは裏腹に、1980年代以降のいわゆる「ライティング・カルチャー(Writing Culture)」ショックによって、文化人類学分野においては、エスノグラフィ(民族誌)を書くこと、およびその前提としての(かつそれと不可分な営みとしての)フィールドワークをすることに、より反省的であることが求められるようになった。とはいえ、エスノグラフィを書くこともフィールドワークをすることも、人類学の主要な方法論であることには変わらない。
本授業では、フィールドワークに関する基本的な論点を整理することを通して、改めて人類学的フィールドワークとは何かを初歩から考えたい。
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