学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2026年10月16日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
国際関係史
東アジアの国際関係史ー中国外交からみるー
東アジアの国際関係は現在なぜこのようになっているのか。主に中国の視線から見るのがこの講義の主眼である。講義は大きく四つの時期に分かれ、第一部では19世紀までの冊封、朝貢のことをまず理解し、東アジアで日本が主権国家を模索したことのインパクトを考察する。ただ、ここでは明治維新を近代的成功例、中国を伝統的な失敗例などという見方は採用しない。第二部はでは日清戦争以降、中国もまた主権国家を目指した時期のことを扱う。日中間の競争が激化するが、それぞれ異なるスタイルで「近代」を目指す。ここでは従来分裂の時代などと言われた清末から中華民国北京政府時代の再評価や、第一次世界大戦後の国際政治の変容における中国の位置付けに注目する。第三部では、第二次世界大戦中の戦後構想から冷戦期について、社会主義となった中華人民共和国と台湾の中華民国とに分断した中国など、三つの分断国家が存在した東アジアの冷戦について考察する。第四部では、1970年代の東アジアの冷戦の大きな変容過程以降の時期を扱い、1989年の冷戦の終結を経ても東アジアの軍事的境界線が維持されたこと、また中国が国力を増強する中で、いかに東アジア国際政治もまた変容していくのかということを講義する。
MIMA Search