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最終更新日:2024年3月15日

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古典日本語

古典日本語から近代日本語へ
日本の古典に使用されたことばについて、文字と言語のダイナミクスという観点から理解を深める。古典日本語を、平安朝の古文を典型とするものとしてではなく、漢文や変体漢文、また和漢混淆文や片仮名文も含めて、さまざまな文体が互いの存在を前提としながら機能し、干渉しあっている世界としてとらえることを目指す。
毎年担当者が交代する授業だが、今年度は日本語学・日本語史専攻の矢田勉と日本近現代文学専攻の村上克尚が担当する。今年度は特に、文語文としての古典日本語と近代文章語の交渉に焦点を当てて講ずる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30251
CAS-GC1Ly1L1
古典日本語
矢田 勉
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
次のような内容について講じます。 前例のない状況下ですので、以下の計画は変更される場合があります。 また、各授業回についての具体的指示を「授業計画」のほうで行う可能性がありますので、必ずチェックしておいて下さい。 また、資料のアップロードなど、ITC-LMSを頻繁に使用します。 こまめにチェックしてください。 (1)[紙面ガイダンス(矢田)]【!!資料アップロード済!!】 (2)[紙面ガイダンス(村上)]【!!資料アップロード済!!】 (3)【オンライン授業開始】「古典日本語」とは何か/前近代日本語文章の文体類型 【前半:矢田担当分】 (4)近代の文字生活と文語文【!!資料アップロード済!!】【訂正版があります】 (5)近代文語文(1)和文体・和漢混淆文体の系脈【!!資料アップロード済!!】 (6)近代文語文(2)候文の系脈【!!資料アップロード済!!】 (7)近代文語文(3)普通文の系脈【!!資料アップロード済!!】 (8)文語文から言文一致へ【!!資料アップロード済!!】 【後半:村上担当分】 (9)保田與重郎「日本の橋」(1936)における古典受容 (10)三島由紀夫「卒塔婆小町」(1952)における古典受容 (11)円地文子「二世の縁 拾遺」(1957)における古典受容 (12)堀田善衛『方丈記私記』(1971)における古典受容 (13)津島佑子「厨子王」(1984)における古典受容
授業の方法
上記(3)および(4)~(8)を矢田が、(9)~(13)を村上が講義します。 ミーティングPass 693439
成績評価方法
この授業は、期末レポートによって評価を行います。 期末レポートは、矢田・村上がそれぞれ提示するテーマのうち、どちらか1つを選んで書いてもらいます。 提出先:ITC-LMSの「課題」上の「矢田用」もしくは「村上用」のフォルダ(選択した課題に応じて提出先を選んで下さい) 形 式:ファイル形式は、Word、PDF等、通常読み込める形式のものであれば可。     ファイル名を「J1234567(東大太郎)」のように、「学籍番号(名前)」として下さい。     その他のことは、具体的なテーマ伝達時に改めて連絡します。 〆 切:2020年7月31日(金)深夜0時(日付が変わるまで)
履修上の注意
高等学校レベルの古典文法の知識に不安がある場合には、ざっとでも復習しておくことが望ましい。