学部前期課程
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最終更新日:2024年4月22日

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言語応用論

漢字音の歴史(南北朝から宋代まで)
変異と変化という視点から漢字音を概観し、声調を含むその諸側面の多様性を理解する力を養います。
今学期の授業では南北朝から宋代までを扱う予定です。中でも「中古音」と呼称される体系とその資料について重点的に扱います。「中古音」についての知識を持つことは、日本漢字音の漢音を理解する上で不可欠です。
漢字音の音価を記すために国際音声記号(IPA)を用いますが、授業中には国際音声記号の基本についての解説も行います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30246
CAS-GC1A13L1
言語応用論
吉川 雅之
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1週 授業内容の紹介 第2週 漢字音の構造と表記法 第3週 漢字音史の研究方法 第3週 中古音の研究史1 第4週 中古音の研究史2 第5週 中古音の研究史3 第6週 『切韻』以前の音韻体系 第7週 『切韻』の音韻体系1 第8週 『切韻』の音韻体系2 第9週 『韻鏡』の音韻体系1 第10週 『韻鏡』の音韻体系2 第11週 他言語資料から見えるもの 第12週 域外漢字音から見えるもの 第13週 まとめ ※ 授業前後の15分は質問時間などとする
授業の方法
授業形態は講義と作業を主とします。作業の内容は週によって異なりますが、次の事柄を予定しています。 (1)配付資料に記されていることについて自ら調べ、報告してもらう。 (2)配付資料以外に自主的に資料を探し、それに基づいて指摘を行ってもらう。 授業前後の15分は質問時間などとします。
成績評価方法
成績評価については、作業と期末レポートの結果から習熟度を測り、それに発展的学習への意欲を加味して判断します。
履修上の注意
国際音声記号については数週間に分けて解説を行います。 第1週の授業はオンラインで行う予定です。オンラインについての情報は、3月末までにITC-LMSに記します。