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最終更新日:2024年4月22日

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東洋思想史

東アジアにおける明治日本の思想史:中村正直と福沢諭吉を手がかりに
本授業では、明治前期を代表する思想家である中村正直(1832-1891)と福沢諭吉(1835-1901)の議論を中心に、19世紀東アジアという思想空間おいて日本思想史が有する特徴やその文脈を浮き彫りにする。特に両者の思想を「儒学」という軸を立てて考察して行き、東アジアにおける「近代」を捉えなおす作業をも行う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30222
CAS-GC1A51L1
東洋思想史
李 セボン
S1 S2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1.本授業についての案内 2.中村:昌平黌の儒者 3.福沢:緒方塾の蘭学書生 4.中村:宗教理解 5.福沢:宗教理解 6.中村:漢学理解 7.福沢:漢学理解 8.中村:女子教育 9.福沢:女子教育 10.中村:政治体制 11.福沢:政治体制 12.次世代の評価:井上哲次郎・徳富蘇峰 13.総まとめ
授業の方法
講義形式を基本とするが、参加人数によっては定期的な質疑応答・議論の時間を設けることも可能である。原則として対面で開講するが、初回のみオンラインで開講する(事前にITC-LMSにzoomのURLを記載するので確認すること) 参加者には、1)授業前に指定範囲の中村と福沢の文章を読んで参加すること、2)授業が終わってから資料の中身や授業内容についてのコメントを含むリアクションペーパーを作成すること(初回と最終回を除いて毎回)、が要求される。
成績評価方法
学期末試験(50%)+リアクションペーパー(50%)
履修上の注意
明治日本の知識人が書く文章を読むことになるため、予習の時間も確保することが望ましい。