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最終更新日:2026年10月16日

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人文科学ゼミナール(歴史学)

近代ロシア東欧史史料講読演習
歴史学の研究は、同時代に書かれた文献、すなわち一次史料を、その背景を踏まえて解釈することから始まる。本演習は、主に19世紀のロシア東欧史に関わる一次史料を精読し解釈することを通じて、歴史学研究の基礎を学ぶことを目標とする。
19世紀のロシア東欧は、西欧諸国やイスラーム世界のオスマン帝国などとのかかわりを深め、一つの国際システムを形成する中でその歴史が展開していったということが出来よう。授業の前半では、ロシア帝国が関わる条約の一つを取り上げてその条約テキストを丹念に読み、授業の後半ではそうしたマクロな視点を踏まえた上で、旅行記を精読して、ミクロな視点からロシア東欧地域の近代を考える。
本演習では、おそらく英語以外の言語の史料は扱えないと思われるため、条約も旅行記も英語テキストを使用するが、条約についてはロシア語やフランス語などの他の言語のテキストもあるため、能力と意欲のある者はそうしたテキストも同時に参照すること。条約については、1878年のベルリン条約を取り上げる予定である。旅行記については、バルカンからロシア帝国領にかけての記述のあるテキストを、ガイダンスの時に履修者と相談の上決定する。
履修者の上限は15名程度を予定している。第1回目の授業に15名以上の履修希望者が参加した場合は、受講の目的、授業への参加意欲、各自の関心などを確認するための課題の提出を求め、それらが不十分と判断された者には履修を許可しない場合がある。結果はITC-LMSを通じて2回目の授業までに通知する。こうした選考を行う可能性があるため、本授業の履修希望者は第1回目の授業に必ず参加すること。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30217
CAS-IC2220S1
人文科学ゼミナール(歴史学)
黛 秋津
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回 ガイダンス 第2回 条約テキスト講読とそれに基づく議論I 第3回 条約テキスト講読とそれに基づく議論II 第4回 条約テキスト講読とそれに基づく議論III 第5回 条約テキスト講読とそれに基づく議論IV 第6回 条約テキスト講読とそれに基づく議論V 第7回 条約テキスト講読とそれに基づく議論VI 第8回 旅行記講読とそれに基づく議論I 第9回 旅行記講読とそれに基づく議論II 第10回 旅行記講読とそれに基づく議論III 第11回 旅行記講読とそれに基づく議論IV 第12回 旅行記講読とそれに基づく議論V 第13回 まとめ 第13回 まとめ
授業の方法
演習方式。毎回参加者は、割り当てられた部分を精読し、関連事項を可能な限り調べてテキストを解釈し発表する。それを踏まえ、全参加者が議論する。テキストはこちらで用意し配布する。
成績評価方法
平常点および期末レポート
履修上の注意
評価に関しては、議論への参加度を重視する。自分の担当以外の部分についても事前にしっかり予習をした上で授業に臨み、積極的に議論に参加することを強く要望する。