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最終更新日:2026年10月16日

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英語中級(クラス指定セメスター型)

古典古代の美の礎―Marcus B. Huish, Greek Terra-Cotta Statuettes: Their Origin, Evolution and Uses (1900) を読む
リーディング主体の英語の授業ですが、扱う教材のテーマは、あー、皆さん、古代ギリシアの陶器の人形とか、ご興味ないですかね。19世紀イギリスのいわゆるアーツ・アンド・クラフツ運動は、芸術作品としての絵画や彫刻といったものに加えて、それ以外の美術や工芸の復権と発達を促進することで、近代社会の都市化と商品の粗製濫造に疲弊した人々の、QOL向上やらSAN値回復やらを目指す、といったものでしたが、その過程で、近代化の波に押されて衰退しつつあった、様々な職人技や伝統工芸が注目されることになりました。そういった流れで書かれた本をひとつ、このクラスでは、英語の読解教材として扱ってみようと、そういう趣向です。で、テラコッタ人形です。1900年出版の、マーカス・ボーン・ヒューイッシュ著、『ギリシアのテラコッタ人形:その起源、進化、用途』を、一緒に読みましょう。

このクラスでもっぱら扱うのは百年以上前の英語ですが、どうぞご心配なく。たしかに、古くて格調高い文体で、現代人から見れば読みにくいと思うこともあります。内容も、古いうえにわりと専門的ですので、漫然と読んでも意味が分からないことも多いでしょう。ちゃんと読もうと思ったら、調べて、その上で解釈しなければなりません。たしかにそうなのですが、でも、このクラスが主眼とするのは、まさに、そこなのです。つまり、調べて、解釈する手法―科学的テキスト解釈。テキストをきちんと解釈する際には作法がありまして、それはそのテキストが、どの時代の、どんな分野のものだろうと同じです―現代英語だろうと、100年前に書かれた紀元前のテラコッタについての本だろうと、1000年前の修道院文書だろうと。そこをお伝えしたい。分からなくて当たり前、分からないときどうするか。そういう授業です。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30031
CAS-GC1L11S2
英語中級(クラス指定セメスター型)
堀越 庸一郎
S1 S2
月曜2限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
30114
CAS-GC1L11S2
英語中級(クラス指定セメスター型)
堀越 庸一郎
S1 S2
月曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
初回授業は対面で行います。 第1回:授業についての説明 第2~4回:教員による解説 第5-13回:履修者による発表
授業の方法
いわゆる輪読です。つまり、事前に各自の分担箇所を決めておいて、授業中に順番に口頭で自分の分担箇所を訳していく。必要があれば教員が補足して、場合によっては解釈について議論する。1回の授業につき3~4人分進む見当なので、履修人数が多ければ1回、少なければ2回、担当がまわってくる勘定になります。最初の4-5回を使って教員が説明と解釈を行い、そのあとから皆さんに訳して頂く予定です。 「典拠に基いた説得力のある解釈」を意識してテキストを読むようにしてください。そのためには、適切な辞書を適切に使い、ウェブ検索などで適切に情報を集める必要があります。そういったことを一緒にやってまいりましょう。ウェブ上の翻訳ツールは、活用して悪いことは何もないですが、あくまで「活用」するべきなのであって、使いっぱなしではむしろ害悪でしかありません。正確な訳になっているか、訳抜けがないか、必ず自分で確認して修正してください。そうしないとまともな訳になりません。「AIが訳しているから正しい」という先入観を直ちに捨ててください。「AIが訳しているのだから間違っているはずだ」が正しい認識です。
成績評価方法
授業中の和訳に対する評価(30%)、および学期末レポート(70%:3~4頁分の英文の和訳に訳注を付記したもの)。学期末レポートはUTOLで配布・回収します。
履修上の注意
<テキストについて> Internet Archiveにある電子書籍を無料で閲覧・ダウンロードできます。 https://archive.org/***** (下記「関連ホームページ」にリンク) このInternet Archive版の一部をPDFにして、皆さんの分担箇所の番号をふったもの(担当箇所は授業中に決めます)を、UTOLの「教材」に置いておきます。このファイルはサイズを小さくするために画像をできるだけ省いてありますので、それは上記サイトで各自ご確認ください(この本では図版で多くのテラコッタ人形が紹介されていて、作者はそれに言及しつつ話を進めていきますので、図版を見ないと意味不明であることが多いと思います) <ご質問等> ご質問等は、授業時間に伺う他、メールやUTOLのメッセージでも随時受け付けます。