学部前期課程
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最終更新日:2024年4月22日

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有機反応化学

有機反応化学(有機化合物の化学)
理科生はクラス指定された曜日・時間帯で受講する.この科目では,有機化合物の構造・性質・反応・機構について学ぶ.以下に標準的な講義項目を示す.ただし,項目の順序や内容は各教員によって若干異なる.

1.序論
  ・物質化学における有機化学の位置づけ.
2.炭素が関与する化学結合
  ・炭素の原子価状態,正四面体モデル,混成軌道,電気陰性度と結合の極性
  ・メタン,エチレン,アセチレンの分子軌道(σ軌道とπ軌道)
3.異性現象と立体化学
  ・異性体,立体配座,立体配置,不斉現象,キラリティー,RS表示
4.有機化合物の性質
  ・分子間力,水素結合,分散力,酸と塩基,共役系,芳香族性
5.有機化合物の反応およびその機構
  ・脂肪族求核置換反応,脱離反応,付加反応,付加環化反応,転位反応,
   芳香族求電子置換反応,カルボニル化合物の反応
  ・一次反応,二次反応,反応中間体,反応遷移状態,化学平衡
6.目的化合物の合成
  ・逆合成解析,生理活性物質の合成,機能物質の合成
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30002
CAS-GC1E19L1
有機反応化学
中室 貴幸
S1 S2
月曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
105分授業の代わりに90分で講義している補填として,授業開始前および授業後合わせて15分程度質疑応答の時間を設ける
授業の方法
スライド投影と配布プリント,および板書を併用して行う. 講義内容は下記の教科書に準じる.教科書がなくても板書と配布プリントで最低限の理解は可能だが,深い理解のためには教科書が手元にある事が望ましい.ほぼ毎回参考となるプリントを配布する予定である. 毎回,出席確認を兼ねたクイズを出す予定である(正解でも不正解でも同一点). 可能な限り質問やフリーディスカッションの時間を設けるので,積極的に活用して欲しい.
成績評価方法
期末試験と出席を総合的に勘案して採点する.レポート等は課さない予定.
履修上の注意
講義のURLや資料配布,成績評価法は,教養学部の方針に従って随時指示する.