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最終更新日:2025年3月17日
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基礎統計
基礎統計
統計学は、日常生活や社会で起こる様々な現象を観察し、そこから得られる数値データを分析(記述、検証など)して、その現象の法則性を探っていくことを目的としている。近年のコンピュータの普及に伴い、容易にソフトウェアを用いてデータ分析ができるようになってきたが、データの特性や分析の目的に応じた統計手法を用いるためには、統計学の基礎的概念を理解し、数値結果を適切に評価する能力を身につける必要がある。そこで、本講義では、統計学の基礎的概念と統計手法について解説し、どのように現実の問題に適用されているのかを身近な例を用いて説明する。通常、データには対象について知りたいと思う性質とは無関係な変動が加わる可能性があり、そのような偶然的な変動は、確率論の法則に従うものと考えられるため、確率論についても取り上げることにする。そして、確率論を背景にして体系づけられた統計的推測について、推定と仮説検定を通して学ぶ。受講後には、新たな問題に直面した時に自ら統計分析を行い問題解決ができるようになることを目指す。
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