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最終更新日:2024年4月22日

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第一のグローバル経済の生成・展開と破綻

 第一のグローバル経済の生成・展開と破綻(Genesis and Evolution of the First Global Economy and its Collapse)
 第一次世界大戦前の第一のグローバル経済がいつ、どのように生成し、地理的にも内的にも拡張・深化したのかを明らかにするとともに、それが破綻した原因と態様を明らかにする。第一のグローバル経済の生成・展開・破綻という問いは、いうまでもなく、近代欧米経済史研究の最も中心的な論点の一つであるが、同時に、現在の世界 ―第一次世界大戦の戦後処理が未完了な状態が一世紀以上継続し、また、第二のグローバル経済も未完成のままに残されている状況― を知るうえでも不可欠の喫緊の問いである。 
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
291406
GEC-EC6406L1
第一のグローバル経済の生成・展開と破綻
小野塚 知二
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
経済学研究科
授業計画
 上述の目標・概要・キーワードに関連する経済史研究をはじめとした諸学の最新の成果の批判的な摂取を通じて、近代と現代との連続・断絶、対称性・非対称性を総体的に把握するために討論を積み重ねる。
授業の方法
 文献講読、個人研究の発表、小報告などを組み合わせて進める。参加者の希望に応じて、適宜、諸他の要素を採用することもありうる。第一のグローバル経済、現代(20世紀)経済、もしくは現在の世界の少なくとも一つについて明晰な問題を設定して臨むことが望ましい。
成績評価方法
 授業への参加状況(出席、発言、発表)
教科書
 小野塚知二編著『第一次世界大戦開戦原因の再検討:国際分業と民衆心理』岩波書店、2014年.
参考書
 適宜指示するほか、参加者が各自の専門性を活かして、参照すべき文献を持ち寄るようにする。
履修上の注意
 特になし。