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最終更新日:2026年4月20日

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日本経済史II

日本経済史II/ Economic History of Japan II
「近代日本における技術革新と経済発展」

Joel Mokyrによる議論を手がかりに技術革新のための諸条件について理論枠組みを学んだ上で、近代日本の経験を具体的に検討する。
過去の技術変遷の軌跡をたどることは、単なる歴史的知見の習得に留まらず、現代社会が直面する停滞の打破や新たなイノベーション創出のための条件を再考する重要な示唆を与えるものである。本講義では、単なる機械の導入にとどまらない「現場の技能」の形成過程や、伝統的セクターと近代セクターの相互作用による技術の普及・定着プロセスに焦点を当てる。これらを通じて、制度、文化、知識のアクセスという多角的な視点から、技術革新が経済発展を牽引するメカニズムを批判的に考察する能力を養う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
291402
GEC-EC5402L1
日本経済史II
森本 真世
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
経済学研究科
授業計画
以下に挙げるものを数回に分けて精読する。 - Mokyr, Joel. (1990). The lever of riches: Technological creativity and economic progress. Oxford University Press. - Mokyr, Joel. (2005) "The intellectual origins of modern economic growth." The Journal of Economic History 65.2: 285-351. - Mokyr, Joel. (2017)A Culture of Growth: The Origins of the Modern Economy. Princeton University Press. - 鈴木淳(1996)『明治の機械工業 : その生成と展開』ミネルヴァ書房 - 清川雪彦(1995)『日本の経済発展と技術普及』東洋経済新報社 また、技術革新に関連する官公庁等による刊行資史料の分析を2回程度行う。分析内容は定性的なものでも定量的なものでも構わない。
授業の方法
受講生による論点および疑問点の提起によるディスカッションを組み合わせて行う。
成績評価方法
授業への参加(出席、発言、発表)。
履修上の注意
担当する回には、論点の提起を含めた要約についてプレゼンテーションを行う。担当していない回についても、精読の上、議論への積極的な参加を求める。