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最終更新日:2024年4月22日

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演習(Asian Business Law Seminar 3)

ケーススタディアジアの企業再生
本演習では、中国と日本の著名な企業再生のケースを題材に、日本語の論文や判例評釈を読み合わることによって、アジアの倒産制度、とりわけ企業再生制度が直面する現代的な課題を理解し、理論上・実務上の解決方法について学習します。

履修者は、アジアの倒産制度、とりわけ企業再生制度に共通する重要な理論的な課題について高度な分析力を身に着けることができ、企業再生・事業再生実務によって企業と経営者の生活がいかによみがえるか、国境を超えるビジネスや企業再生実務において債権回収の最善のスキールは何かを学ぶことができます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-6991
GLP-LS6501S9
演習(Asian Business Law Seminar 3)
金 春
A1 A2
水曜5限、水曜6限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
以下の事項を取り上げる。  1 アジア企業再生制度のトレンド傾向  2 大型会社の再生(日本航空の会社更生事件と中国の海南航空会社の更生事件)  3 私的整理(日本の負債額史上最大のマリレ事業再生ADR事件と外国金融機関債権者の反対)  4 不動産大手会社の再生(日本、中国大陸、香港[中国恒大清算命令事件])  5 国際倒産(日本の民事再生手続・監督命令が中国で承認援助された初の事例)  6 仲裁との調和に関する問題  7 中小企業の再生と経営者保証
授業の方法
授業の方式は、主に講師が指定した論文や判例評釈を受講者(一人又はペアで)が報告し、適宜に講師がレクチャーもしながら、全員が議論する形で進めます。適宜に当該事件を担当した実務家等にゲストスピカ―(対面やZOOM)として加わります。 2コマ連続、A2ターム開講予定。
成績評価方法
筆記試験を行わない。 平常点を考慮する。 レポートを課さない。 成績をA+・A・B・C+・C-・Fで評価する。 (平常点100%。出席、報告、質疑応答等による。)
教科書
授業前に事前に論文や判例評釈等の資料を配布します(事前にTKCにて配布)。
参考書
適宜に授業時に指定
履修上の注意
2コマ連続、A2ターム開講予定。
その他
毎年開講。