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最終更新日:2026年10月16日

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演習(租税法)

租税法と租税政策
租税法では,これまで経済学やファイナンス理論など関連社会科学の知見を参照する形で法理論・法制度が発展してきました。本演習では,ミクロ経済学やファイナンス理論に加えて、行動経済学(behavioral feconomics)や行動科学(behavioral science)などの知見も参照することで,伝統的な議論では見落とされてきた租税法の構造や暗黙の前提に光を当てることを目的とします。演習では,現行租税法の理解更新という事実解明的分析(positive analysis)に加え,規範的分析(normative analysis)の観点から立法政策論も扱うことになります。
本演習での知的活動を通じて,租税法の条文解釈や判例評釈の面白さとは一味違う租税法研究の面白さや研究の多様性を楽しんで下さい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-6920
GLP-LS6501S9
演習(租税法)
神山 弘行
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
演習の序盤では,代表的な英語文献の輪読を通じて,基礎的な分析視座の習得及び近年の研究動向の把握を試みます。演習の中盤から終盤では,参加者を複数のグループに分けて,グループ毎の興味関心に応じてテーマを設定し調査研究を行った上で報告をし,参加者間で討議を行ってもらう予定です。
授業の方法
演習形式。 英語文献の輪読と報告・討論を中心に行います。詳細は開講時に指示します。
成績評価方法
平常点及びリアクションペーパーによる。 (平常点80点、リアクションペーパー20点) ======= ・筆記試験を行わない ・平常点を考慮する ・リアクションペーパー(演習前に提出、課題文献への疑問点や質問など)を課す ・リアクションペーパー以外の「レポート(演習後に提出するレポート)」は課さない ・成績を「合格・不合格」で評価する
履修上の注意
法学部・総合法政・法科大学院・公共政策大学院の合併です。
その他
租税法,租税政策,経済学,ファイナンス理論等に関する予備知識は特に必要ありません。ただし,新たな領域を楽しむ知的探究心と,演習に能動的に参加する積極性が必要となります。 興味がある方は、下記文献が参考になると思われます。 ・神山弘行「租税法とEBPMー『科学的』知見の光と影」『行政法の理論と実務ー宇賀克也先生古稀記念』993-1010頁(有斐閣・2025年) ・神山弘行「租税法と経済学と神経科学:Law, Economics and Neuroscience」『市場・国家と法:中里実先生古稀祝賀論文集』65-85頁(有斐閣・2024年) ・神山弘行「租税法と行動経済学:法政策形成への応用とその課題」『現代租税法講座 第1巻 理論・歴史』 269-294頁(日本評論社・2017年) ・神山弘行「『金融革命の進行』を振り返って:Fiction, Friction & Taxation」金子宏=他編『租税法と市場』167-183頁(2014年)