大学院
HOME 大学院 経済刑法
過去(2024年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月21日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

経済刑法

経済刑法
経済活動に関わる刑事法について学ぶ
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-6801
GLP-LS6430L1
経済刑法
樋口 亮介
A1 A2
月曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
*現時点(3月)では仮でシラバスは更新します。履修を検討している方は8月以降にもう一度シラバスを閲覧してください。 〔8月3日〕シラバスを更新しました。 以下のテーマを設定してグループで報告を行ってもらいます。なお、月曜は変則的で1月に2回授業日程が入っていますが、オンデマンド報告の活用と助教・教員の報告を設定することで学生の負担減少を考えています。 初回:割り振り&本講義に必要な知識の講義 第2回:教員による講義-暗号資産関連犯罪 コインハイブ事件(ウイルス作成罪否定)とネム事件(電算機詐欺成立で犯罪収益収受罪肯定) 第3回以降のテーマ  1)特殊詐欺と包括共謀、会社内での共謀(外国公務員贈賄) 1回 2)東電原発刑事事件(業務上過失致死罪) 1回 3)債権回収妨害及び競争機能侵害罪 3回 10月・11月・12月に1回ずつ ①戦前の刑法典制定及び昭和16年改正と強制執行妨害罪、競売妨害罪、封印破棄罪と独禁法の昭和期までの議論 ②平成以降の動きその1:破産法罰則の整備と強制執行妨害罪の改正 ③平成以降の動きその2:独禁法の現在と競売妨害罪の判例・法改正 4)汚職の罪 1回 5)営業秘密侵害罪 1回 6)金商法 2回 虚偽開示、インサイダー、相場操縦、不公正取引  7)公益通報制度改正と法人処罰その他刑事法の諸問題 1回 1月:国際適用(助教報告で希望があれば学生も報告)
授業の方法
ゼミ形式を予定しています。 オンデマンド55分弱で報告を済ませて、リアル講義は討論を55分弱行って終了します。 履修希望者は、*****に報告してみたいテーマを1つないし複数送ってください。 メールの期限は9月末日にします。
成績評価方法
合否のみの判断です。出席と報告で単位認定します。レポートは課しません。
教科書
なし。テーマごとの立法資料と基本判例の紹介は初回資料で行います。
参考書
芝原邦爾ほか『経済刑法 実務と理論』 経済刑法関係の問題を幅広く取り上げているので、興味がある人はこちらを確認ください。 本江威憙 監修『経済犯罪と民商事法の交錯Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ』 民商事法と関連させてあらゆる罪名を検討しています。 鎮目征樹『情報刑法Ⅰ』サイバー犯罪について広く解説がなされています。 いずれも講義で必須ではなく、参考書にとどまります。
履修上の注意
刑法総論、各論の知識があることが前提です。