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最終更新日:2024年4月1日

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金融商品取引法

我が国の資本市場法制の中核的な法律である金融商品取引法について、基本的な理論と実務を理解するための入門的な講義とする。
このため、まず、金融商品取引法の全体像を理解した上で、実務上、問題となることの多い主要な論点を中心に、金融商品取引法の制定・改正の背景・理由となった取引上・実務上の課題は何か、法令立案過程でどのような議論があったか、議論の結果制定された法令が実務上どのように運用されているかを的確に理解することにより、実務家として金融商品取引法を使いこなすため基礎的で、かつ、立体的な理解を得ることを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-6721
GLP-LS6421L1
金融商品取引法
飯田 秀総
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
第1回 金融商品取引法の目的・体系・規制の概要、主要な概念(その1) 第2回 金融商品取引法の主要な概念(その2) 第3回 情報開示制度(1)(総論、発行開示) 第4回 情報開示制度(2)(発行開示・継続開示)   第5回 情報開示制度(3)(会計・監査・内部統制・エンフォースメント) 第6回 委任状勧誘規制、大量保有報告制度 第7回 公開買付制度(1) 第8回 公開買付制度(2) 第9回  コーポレートガバナンス・スチュワードシップ 第10回 不公正取引規制(1)(インサイダー取引規制) 第11回 不公正取引規制(2) (相場操縦、その他の不公正取引、課徴金制度などの法執行) 第12回 金融商品取引業者等 (基本的な考え方、業の定義・業務範囲) 第13回 金融商品取引所等(取引所のほか、清算機関等を含む) 実務家をゲストスピーカーとして招いて実務についての理解を深める回も予定している。
授業の方法
講義と双方向的な授業
成績評価方法
筆記試験を 行う  A方式(2時間) 平常点を 考慮する レポートを課さない 成績を A+・A・B・C+・C-・Fで評価する
教科書
飯田秀総『金融商品取引法』(新世社、2023) 必要な金融商品取引法の全条文が掲載されている六法(インターネット掲載の条文も可)を持参すること(政令・内閣府令等は不要。) 教材(レジュメ・資料等)は、適宜TKCに掲載する。
参考書
開講時に指示する。 山下友信=神田秀樹編『金融商品取引法概説 第2版』(有斐閣、2017) 神田秀樹=神作裕之編『金融商品取引法判例百選』(有斐閣、2013) 松尾直彦『金融商品取引法[第6版]』(商事法務、2021) 黒沼悦郎『金融商品取引法[第2版]』(有斐閣、2020)
履修上の注意
特になし。