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最終更新日:2026年10月16日

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現代法の基本問題

ヨーロッパ近代法の起源を中世・近世に見出す研究について考える。
ヨーロッパ近代法の起源を中世・近世に探る研究文献を読みます。原則として、1回に1つの論文を取り上げ、その内容、方法、意義について考えます。起源を探る研究は、いわば出発点がゴールですから、抽象的に考えると、現在をいたずらに過去へと引き延ばす議論、あるいは、1つの流れを追いかける単線的な議論になりがちです。また、この危険を回避し、紆余曲折や意外な伏線を描き得たとしても、起源や発展の過程(例えば「誤解」の積み重ね)はどうあれ今ある制度はそれ自体として意味を持つ、とも考えられます。このように、抽象的に考えて「意味がない」と切り捨ててしまうことは、どの立場からでも、極めて容易です。しかし、敢えてそのような判断を行わず、1つ1つの文献に即して具体的に、近代法の起源を探る研究の意義を考えたいと思います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-6265
GLP-LS6302L1
現代法の基本問題
源河 達史
A1 A2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
以下のように考えています。 1. 法史学の歴史1 2. 法史学の歴史2 3. 法史学の方法1 4. 法史学の方法2 5. 法概念 6. 権利概念 7. 法制度各論1 8. 法制度各論2 9. 法制度各論3 10. 法制度各論4 11. 法制度各論5 12. 法制度各論6 13. 法制度各論7 授業の中で大幅な変更があり得るので、あくまでも目安と考えてください。 当該テーマで必ず引用される古典的研究を中心に取り上げますが、新しい研究も積極的に取り上げたいと思います。例えば、 Der Einfluss der Kanonistik auf die europaeische Rechtskultur(多言語の論文集、第6巻まで) を取り上げ、幾つかの論文について、内容、方法、意義を吟味することが考えられます。この著作は、教会法の近代法に対する影響をテーマとし、各巻でそれぞれ私法、公法、刑法・刑事訴訟法、訴訟法、経済法、国際法を扱っています。各巻から論文を選び、内容・方法・意義を論じる、といったことが考えられます。
授業の方法
 講義と演習を組み合わせます。  講義パートでは、授業担当者が1回につき1本の論文を取り上げ、詳細に紹介します。  演習パートでは、参加者一人一人が論文を選んで報告し、参加者全員で議論したいと思います。議論自体は日本語で行いますが、日本語の文献は用いません。基本的には英語の論文を読んでいただくことを想定していますが、ドイツ語の論文をお選びになった方々も毎学期いらっしゃいました。規模としては6名程度の参加者を得られれば理想的です。参加人数にもよりますが、原則として報告は1回、形式については授業の中で説明します。
成績評価方法
成績を A+・A・B・C+・C-・F で評価します。 筆記試験:無 レポート:無 平常点:考慮する(報告60パーセント、積極的参加40パーセント) 報告  興味を持った論文の内容をまとめ、当該論文の議論の仕方、方法についてコメントしていただくことを考えています。評価においては丁寧な読解と分かりやすい報告を重視します。 積極的参加  他の参加者の担当した論文を読み、報告に対して積極的にコメント、質問していただきたいと思います。 出席  欠席1回でマイナス25点、2回で不合格とします。
履修上の注意
Google Classroomで詳細を通知します。 Google Classroomへの登録は講義で案内します。