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最終更新日:2026年10月16日
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現代法の基本問題
ヨーロッパ近代法の起源を中世・近世に見出す研究について考える。
ヨーロッパ近代法の起源を中世・近世に探る研究文献を読みます。原則として、1回に1つの論文を取り上げ、その内容、方法、意義について考えます。起源を探る研究は、いわば出発点がゴールですから、抽象的に考えると、現在をいたずらに過去へと引き延ばす議論、あるいは、1つの流れを追いかける単線的な議論になりがちです。また、この危険を回避し、紆余曲折や意外な伏線を描き得たとしても、起源や発展の過程(例えば「誤解」の積み重ね)はどうあれ今ある制度はそれ自体として意味を持つ、とも考えられます。このように、抽象的に考えて「意味がない」と切り捨ててしまうことは、どの立場からでも、極めて容易です。しかし、敢えてそのような判断を行わず、1つ1つの文献に即して具体的に、近代法の起源を探る研究の意義を考えたいと思います。
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