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法のパースペクティブ

法学史ーキリスト教清貧思想と法学の歴史
 我々が有する法制度を幾つか取り上げ、それらがどのような歴史的状況において生まれてきたのか、参加者と共に史料を読解し、議論しつつ、検討します。具体的には、アッシジのフランチェスコとその清貧思想を出発点とし、フランチェスコの清貧思想が提起した問題とそれに対する法学からの応答を軸に授業を進めます。
 理念としてのフランチェスコは、現代社会でも力を持っているように見受けられます。現存する最古の制度の一つとされるローマ教皇は、即位にあたり、治世の基本理念を表す名を選ぶとされています。現ローマ教皇は、アッシジのフランチェスコに因み、教皇史上初めて、フランシスクスと名乗りました。現代社会における貧困に対する問題意識が根底にあるとされますが、これはどのようなフランチェスコ理解に基づくのでしょうか。理念とされたフランチェスコと、史的人物としてのフランチェスコ。「事実」の多面性、理念と事実の境界の曖昧さ、理想と現実の関係、等、我々の認識に関わる問題も、史料の読解を通して考えてみたいと思います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-6257
GLP-LS6301L2
法のパースペクティブ
源河 達史
S1 S2
月曜3限
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教室
法学政治学系総合教育棟 201号室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
詳細なシラバスは講義で示しますが、大まかには以下のように考えています 第1回 現代の理念とされる「過去」 第2回 「事実」の確定をめぐる方法上の問題 第3-4回 「フランチェスコ」像ー「理念」と「事実」の境界、「事実」の時代拘束性 第5-13回 清貧思想と法 ー 法源、所有、権利、信託、法人、主権
授業の方法
授業を双方向的に行います。資料を音読し、その歴史的背景を説明した上で、参加者に法律家の立場から資料内容を論評してもらうことを考えています。
成績評価方法
成績はA+・A・B・C+・C-(2011年度以前の入学者はC)・Fで評価します。 試験のほか、質問、コメントなどを通して積極的に講義に参加したか否かを平常点として評価します。
教科書
資料を配布します。
参考書
講義の中で適宜紹介します。
履修上の注意
必ず出席し、発言などを通して積極的に講義に参加すること。
その他
双方向的な授業を行うので、必ず出席し、発言を通じて積極的に参加すること。