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最終更新日:2024年4月22日

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中央アジアの政治

中央アジア地域事情について国際関係を中心に考える
旧ソ連中央アジア5カ国(カザフスタン、クルグズスタン〔キルギス共和国〕、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン)の地域事情について学びます。また、その周辺地域であるロシア、中国、南西アジア諸国(アフガニスタンなど)や、米国・欧州諸国など西側の主要国による関与の実態などを織り交ぜながら、ユーラシア内陸部の国際関係の動向と、それがグローバル政治全体に及ぼす影響について考えます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-304-47
GLP-LP6315L1
中央アジアの政治
湯浅 剛
A1 A2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
1.イントロダクション 2.旧ソ連・中央アジアの地理、国別概要 3.歴史1(ロシア帝国の拡大、英露のグレートゲーム、ロシア革命と中央アジア) 4.歴史2(ソ連期の中央アジア) 5.分析のための概念整理(主権、介入と自立、階層性、秩序、イスラーム・ファクター) 6.ソ連軍によるアフガニスタン介入 7.ソ連解体と地域紛争 8.ロシアによる介入の論理と実践1(ソ連解体後のロシアの対外政策の変遷) 9.ロシアによる介入の論理と実践2(CSTO、ユーラシア経済同盟の展開) 10.米欧諸国の中央アジア政策 11.中国の中央アジア政策と上海協力機構(SCO) 12.インド、トルコ、アフガニスタンの政策動向 13.まとめ:中央アジアにおける主権と国際政治
授業の方法
講義形式。受講者との双方向的なやり取りに努めます。
成績評価方法
期末試験を課す。また、適宜、出席・授業参加を重視する。
教科書
特に設けません。
参考書
授業時に必要に応じて提示します。なお、以下の担当教員の著作の内容は、本科目のテーマと関連しています。 湯浅剛『現代中央アジアの国際政治:ロシア・米欧・中国の介入と新独立国の自立』(明石書店、2015年)
履修上の注意
特になし。