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最終更新日:2026年10月16日

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現代東アジアの政治

東アジア国際秩序と韓国・台湾の政治
本授業は、戦後東アジアにおける国際秩序の形成と変容を踏まえつつ、韓国および台湾に焦点をあてて、その政治変動を国際関係との相互作用の観点から検討する。戦後の東アジアでは、分断国家の形成、冷戦構造の固定化から、グローバルな冷戦終結後も共産党支配の権威主義国家は存続し、近年はリベラルな国際秩序の動揺による危機が問題になっている。本授業では、韓国と台湾を事例にして、国際秩序の変動のもとで、権威主義体制の形成、体制転換、民主化後の政治という内政をいかに展開してきたのかを検討し、東アジア政治の事例を政治学的に理解するための講義を行う。国際政治や比較政治の理論も紹介しながら、理論と事例との往還を通じて理解を深める。
本授業を通じて受講者が東アジアの事例について理解し、下記のような専門能力に発展させることを目標としている。
1.戦後東アジア国際秩序の構造と変容を理解し、理論的説明に繋げる
2.韓国および台湾の政治発展を、国際環境との相互作用のなかで分析する
3.東アジアの体制変動や政党政治を比較政治学の枠組みで論証する
4.現代東アジア政治の諸課題について学術的に議論する
 授業の前半は、東アジアの戦後国際秩序の形成と変容を中心に講義し、後半は韓国と台湾の民主化後の政治を比較のなかで検討する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-304-188
GLP-LP6316L1
現代東アジアの政治
磯崎 典世
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
1.イントロダクション:国際秩序と国内政治を接続する視角、事例選択 2.ナショナル・アイデンティティと脱植民地・国家建設  3.東アジアの冷戦と分断国家 4.戦後東アジアの国際秩序:サンフランシスコ体制 5.権威主義政権の国際環境変化への対応:米中接近と韓国・台湾の比較 6.民主化の比較政治学:韓国(軍の政治介入と妥協による民主化) 7.民主化の比較政治学:台湾(一党支配と上からの民主制への転換) 8.民主制下の対外政策をめぐる政治(韓国) 9.民主制下の対外政策をめぐる政治(台湾) 10. 移行期正義と歴史問題の国際化 11.パワーシフト・国際秩序の動揺と国内政治 12.新興民主制における政党政治と政治的分極化 13.まとめ:東アジアの事例から考える国際秩序と国内政治 ※進度や受講状況に応じて変更する場合がある。
授業の方法
講義
成績評価方法
試験90%、課題10% (詳細は授業初回に説明する)
履修上の注意
 講義形式で実施するため、質疑応答については受講者の人数を確認して方法を検討する。学部との合併科目であるため、大学院の受講者は授業で紹介する近年の研究成果を自習し、発展的な学習を行うことが望ましい。