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最終更新日:2024年4月1日

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日本政治思想史史料会読

日本政治思想史史料会読
主に日本政治思想史を専攻する大学院生を対象にして、明治・大正時代に活躍した思想家、山路愛山のいわゆる「史論」の著作、『足利尊氏』(1909年刊)、『徳川家康』(1915年刊)を会読する。当時の歴史観・政治観・人間観について、また日本の歴史をどう解釈したかに焦点をあて、議論したい。

テクストは現代日本語ではなく、漢文訓読調の文語文である。これを読解する訓練、また関連文献を探索する練習をかねて行なう。各自の準備として、毎回必ず辞書を引き、引用の出典をチェックする作業が必要。それにつきあう気があるならば、他分野専攻の人も大歓迎である。将来もし外国に行った(もしくは帰った)とき、日本の伝統文化についても知っているという顔ができるという特典もあるかも。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-304-15
GLP-LP6305S1
日本政治思想史史料会読
苅部 直
S1 S2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
演習のやり方も含め、初回に話すので、必ず出席すること。初回は4月15日の予定であるが、掲示で確認するように。
授業の方法
教室での対面形式で実施する。具体的には初回の人数によって決めるが、毎回一人の報告者に、テクストの当日の部分について報告(30分ほど)してもらい、その後、討論する。
成績評価方法
いちおう、口頭報告の出来+ふだんの参加態度によると予告しておく。
教科書
山路愛山『足利尊氏』(岩波文庫、1949年。2018年復刊)、『徳川家康』上下(岩波文庫、1988年。2019年復刊)。生協にて各自購入すること。
参考書
坂本多加雄『山路愛山』(吉川弘文館・人物叢書、1988年。東京大学附属図書館literacyを経由して、Japan Knowledgeにて閲覧可能)
履修上の注意
授業時間は昼休みまで延長する可能性あり。無断の遅刻・欠席は厳禁。 (4月11日追加)第1回、4月15日は、指定の演習室ではなく、同じ研究棟・同じ階の研究会室(505号室)で行うので、そちらに集合すること。