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最終更新日:2024年10月1日

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ヨーロッパ比較政治史基礎文献講読

ヨーロッパ比較政治史基礎文献講読
西ヨーロッパ諸国の民主制は、現在、反移民政党の台頭など、深刻な危機の中にある。危機の文脈を理解するには、歴史的に形成されてきた政治構造に遡り、その変容の過程に着目することが欠かせない。
この演習では、ヨーロッパ比較政治史に関する分析の基礎となる文献を、近年の危機に関する最新の分析と照らし合わせながら講読する。
参加者が特に関心を持つテーマがあればこれに比重を置くよう心掛ける。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-304-142
GLP-LP6313S1
ヨーロッパ比較政治史基礎文献講読
中山 洋平
A1 A2
木曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
現在の西ヨーロッパ諸国が抱える危機の様相を概観しつつ、その起源となる歴史的な構造の形成や変容の過程に着目し、これにヨーロッパ大の比較の視座を提示する古典的文献を参照していく。 講読する文献は、参加予定者の特に希望するテーマなどを勘案した上で決定し、開講までに告知する。 9月初めの時点で想定されているテーマには、福祉国家や労働市場規制、財政緊縮政策、社会民主主義政党、排外主義(人種差別)による政治的動員などが含まれる。
授業の方法
英語文献を中心に会読する。報告者は、比較的詳細なレジメを準備して簡潔に内容紹介を行うと共に、論点提示などのコメントを添えること。 他の参加者は、指定された邦語文献などを踏まえて、前日夜までにコメント・ペーパーを提出すること。 一定数の授業をオンラインで行う可能性がある。 初回については、参加者が確定した後に、開催形態を決定し、担当教員からのメールや各種掲示で連絡する。決して間違えないよう、最新の情報をメールや各種掲示で必ず確認すること。
成績評価方法
定められた回数の報告を行うほか、毎回のゼミへの出席と議論への参加が単位履修・成績評価の要件である。
教科書
講読する文献は、参加予定者の特に希望するテーマなどを勘案した上で決定し、開講までに告知する。 特に関心を寄せているテーマがあれば、参加希望申し出(下記参照)の際に必ず明記すること。
参考書
ヨーロッパ比較政治史の入門書として、中山洋平・水島治郎『ヨーロッパ政治史 改訂版』(放送大学教育振興会、2024年)、ないし篠原一『ヨーロッパの政治』(東京大学出版会、1986年)に目を通し(直し)ておくことが望ましい。 西ヨーロッパ現代政治に関しては、とりあえず、網谷龍介・伊藤武編『ヨーロッパ・デモクラシーの論点』ナカニシヤ出版、2021年、を参照。
履修上の注意
講読文献の選定や教材の準備などのため、参加希望者はなるべく早く、遅くとも9/17(火)朝までに、下記アドレスに研究テーマなどを付記の上、申し出ること。担当教員から必ず返信し、必要な指示を伝えるので、2日以内に返信メールが来ない場合は、メールで問い合わせること。 一定数の授業をオンラインで行う可能性がある。 初回は必ず出席すること。どうしてもやむを得ず欠席する場合は、メール(下記)で必ず連絡すること。 初回は完全オンライン(Zoom)で実施する。URLはUTOLに記載の通りである。 ゼミに関する教員との連絡は、メールを基本とする。履修申し込み時に届け出たメール・アドレスを定期的にチェックし、ゴミ箱に振り分けられたりしないよう、設定に注意すること。 法学部および大学院総合文化研究科と合併。