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最終更新日:2024年4月22日

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日本政治外交史史料輪読

明治日本の外交と条約
今日の国際社会では各国の主権を制約する条約や国際機関が多数ある一方で、これに反発するナショナリズムも高揚している。このような対立を理解するための前史として、19世紀後半の日本外交は興味深い。というのも、日本が19世紀半ばに欧米各国と国交を樹立し民間貿易を開始するにあたって結んだ条約(多くは修好通商条約と呼ぶ)は、日本の主権を制約する条項を含んでいた。
これらの条約は今日、不平等条約と呼ばれることが多く、これを対等化すべく追求された条約改正交渉についての研究は多いが、本演習では、これらの条約を日本と欧米がどのように運用しようとしたかを、いくつかの事例を取り上げて検討する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-304-121
GLP-LP6311S1
日本政治外交史史料輪読
五百籏頭 薫
A1 A2
火曜4限、火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
オリエンテーション(10月8日) 1)史料の輪読(10月22日) 2)同上(11月5日) 3)同上(11月19日) 4)同上(12月3日) 5)同上(12月17日) 6)同上(2025年1月7日)・総括
授業の方法
原則、隔週開催とする。毎回、参加者は指定された史料を読み、A4一枚以内のペーパーを事前に作成・配付し、演習での議論に臨む。
成績評価方法
ペーパーの内容並びに議論への貢献度による。
教科書
輪読史料は日本外交文書デジタルコレクション(https://www.mofa.go.jp/*****)より取得する。Djvuを閲覧できるようにしておくこと。具体的な箇所は随時、教員より指示する。そのほかに、教員より史料画像を提供する場合がある。
参考書
五百旗頭薫『条約改正史:法権回復への展望とナショナリズム』(有斐閣、2010年)
履修上の注意
特になし。